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クルミットです♪
チェリンは自分の置かれた立場をどう切り抜けていくかをいつも考えています。義父の弱みを何とか掴もうと考えます。入っていはいけないといわれる秘密の部屋。そこに何があるのか・・・。
【かくれんぼ】ネタバレあり
かくれんぼ 第7話 女同士の酒
会長の部屋の中には秘密部屋がある。そう家政婦に聞かされたチェリン。そこには決して入るなといわれるが、チェリンは会長の弱みを探すために入ろうとする。しかしそこは排除したい人物をワザと陥れるための仕掛け部屋だとウニョクに教えられる。小さな監視カメラで会長と夫ジェサンはチェリンが秘密部屋へ入るのを監視していた。ウニョクは以前この部屋に入ったことがあった。運転手としてジェサンに雇われることになった初日。会長の部屋に呼ばれ品定めをされる。そこは会長の秘密部屋。会長とジェサンはわざとウニョクを一人その部屋に残して、その部屋でのウニョクの行動を監視しウニョクが何も部屋の中を物色することなくじっとしているのを見て雇うことに決めたのだ。それをウニョクは知っていたのだ。いや~、この会長親子はゲスすぎます。
ヘランはどうしてもヨンジュの事を諦めきれなかった。食事も喉を通らない。ナ会長とキム秘書が心配する。ナ会長はいつものようにチェリンを呼び出す。チェリンはその呼び出しに応じて出かけようとするが、それを見たウニョクが引き留める。あんな目に遭ったのに・・・。心配して行かせようとしないウニョクに、チェリンはきっぱりとお互いの末路を見届けるだけよと言い切る。その言い方に思わず腹を立て秘密部屋の監視カメラを教えるんではなかったとチェリンに愚痴るように言うウニョクだった。痴話げんかに見えちゃうのですが・・。
スアに変装して実家に帰宅したチェリン。ヘランの好きな歌を歌うチェリン。そんなチェリンをスアじゃないとヘランは言う。今まで自分を騙していたのねとチェリンを罵るヘラン。チェリンは涙を貯めて体を震わせヘランを見つめるのだった。正直全てヘランの為にしていたことなのに・・何だかチェリンはすることすべてが裏目になってて気の毒です。
チェリンは悲しくて一人でやけ酒していた。聞いて欲しい友達も思いつかない・・。そしてヨンジュを思わず携帯で呼び出す。今のチェリンにはヨンジュは友達なのだ・・。ヨンジュは驚きながらもチェリンのいる居酒屋に現れた。ヨンジュもウニョクの事で悩んでいた。婚約者に女性の存在があったことを知り、別れるしかないとヨンジュは泣きながらチェリンに話す。そんなヨンジュを抱きしめるチェリン。お互い、ウニョクがそれぞれの相手だとはまだ気が付いていない。あのキスシーンを見た時はチェリンの顔は背中側で見えてなかったし・・・。チェリンもウニョクの彼女がヨンジュだと知らないのか・・。うあ、また恋愛ドロドロの状況になるのね・・。チェリンはヨンジュを励ます。彼が好きなら後悔しないように・・・と。自宅に帰るとウニョクが家の前で待っていた。徐にチェリンを抱きしめるウニョク。一方自宅に帰ったヨンジュはウニョクの財布の中をつい見てしまう。その中に隠されるように一枚の写真が入っていた。それはチェリンの写真。ヨンジュはあの時のウニョクのキスの相手がチェリンだったことに気が付くのだった。ショックを隠せないヨンジュ。先ほどまで自分を諫めていたチェリンがその相手だったのだ・・・・。チェリンはその時、なぜ自分がヘランの為に尽くしているのか・・・その理由をウニョクに話していた。ヘランの心の病。その原因が心から愛してやまない娘のスア。その母ヘランをただ守りたい・・実母は自分を捨てた。3回養子縁組され、施設に返された。ヘランはそんな自分を温かい言葉で迎えてくれた・・。「ずっとここにいなさい。よく来たね。」その言葉がどんなに嬉しかったか・・・。チェリンは守りたかった。そのヘランを守りたいのだ。そんなチェリンをウニョクは守りたいと思った。ヨンジュはウニョクへの独りよがりな思いを切実に感じていた。自分を愛してくれていたことがあったのかとウニョクに問いただすがウニョクは答えなかった。そんなウニョクに死ぬまで自分の傍にいろと告げるのだった。ひどい!そんなんのヨンジュにとっても辛いだけなのに・・・。もう愛ではなく執着になっていることに気が付いていないのでしょうか・・。
自分を守りたいと言ってくれたウニョクを信じていいのかまだ分からないチェリンだが、彼の言葉を信じようと思った。そして理由をつけてウニョクを自分の仕事の手伝い等をさせるようになる。そんなチェリンの様子に夫のジェサンが疑いを持つようになる。
チェリンの養父ジュンシクは新しい取引を進めていた。その際相手先からある話を持ち掛けられる。とてもいい話にジュンシクは二つ返事で承諾してしまう。しかしこの取引先はチェリンの夫と手を組んでいる相手だった。チェリンに一泡吹かせたいと考えているジェサンとその父のテサンだった。
チェリンはウニョクからテサン会長の秘密部屋の金庫の事を聞いていた。社長の前妻たちはその中身を見てしまい不幸に見舞われていた。何が入っているのか・・・。チェリンはウニョクに前妻たちの実家の会社を調べるようにお願いする。
ジュンシクはチェリンを後継ぎにしたいと考えていた。メイクパシフィック法務チーム弁護士として働いているスアの幼馴染のドフンは、スアが現れたらどうするのかとジェサンに尋ねる。ジェサンはスアならきっと理解するだろうと笑顔で答える。ドフンは先日、スアを誘拐したピルドゥがこの会社を尋ねてきていたことを話す。ピルドゥはスアの居場所を知っているのではないかとジェサンに話すのだった。ピルドゥに家族がいればそこからわかるかもしれないが奴には家族はいない。手掛かりはないと諦めるジェサン。しかし幼いあの日、ドフンはピルドゥのことを思い出していた。スアが誘拐される前に遊びに来ていたドフンの家の前で、ピルドゥがスアの様子を覗っていたのだ。ドフンはピルドゥに声をかけた時、ドフンの家で息子が裏庭の手伝い仕事をしているから見に来ただけだと話していたのを思い出したのだ。自分と同い年くらいの息子だと話していた。ドフンは急いでピルドゥの息子を探すため動き始めるのだった。
ピルドゥは公園のベンチで腹を空かせてぼやいていた。刑務所の方がよかった・・。その時女の手掛かりを思い出したピルドゥは女の娘が心臓手術をしたことを思い出し病院に情報を教えろと乗り込んだ。しかし記録は10年しか保存していないので20年前の記録は残っていないと追い返されるだけだった。
チェリンは夫の以前の妻たちの実家に関する情報をウニョクから調べてもらい、そこに何かしら夫と義父の秘密を探そうとしていた。元妻たちの実家は傍目には正当な合併で資金提供を受け、その後資金繰りの悪化に会社は倒産になっている。全てが同じ。恐らくメイクパシフィックもこの後は同じ末路を辿るのだろう。チェリンはどうしたものかと思考を巡らせるのだった。その時、ウニョクの携帯にヨンジュからの電話が入る。どこにいるの?誰といるの?と問いただすヨンジュの様子に溜息をつくウニョク。公園でチェリンといるとは言わずに外出しているとだけ答えた時、チェリンに自転車が突っ込んでくる。ウニョクは携帯を投げ捨てチェリンを助ける。その時の会話の全てが落ちた携帯を通しヨンジュに聞こえていた。チェリンと一緒にいることを知り顔色を変え体を震わせるチェリンだった。
ヘランは気分が優れず自宅のベッドに横たわっていた。そこにヨンジュからの呼び出しに喜んで出かけるのだった。ヨンジュはヘランに先日の申し出を受けることを伝えるのだった。
ヘランはチェリンをカフェに呼び出す。チェリンは養母ヘランからの呼び出しに喜んで向かう。そしてヘランにスアの格好をしていたことを説明しようとしたチェリンの前にスアの服を着たヨンジュが現れるのだった。うあ~。更なるドロドロの始まり予感
ヘランはご機嫌だった。家じゅうを鼻で飾り立てる。その様子にナ会長は不安に思う。しかしキム室長からヨンジュにあったことを聞かされ呆れかえる。キム室長にヘランとヨンジュを合わさないように指示を出すのだった。
チェリンの夫ジェサンは浮気相手の家でヨンジュと顔を合わせていた。浮気相手の営業にヨンジュは来ていたのでした浮気相手のいたずらでジェサンの顔は顔パックが張り付き胸にはリップでいたずら書き。ヨンジュはまさか先日自分が助けてくれた人物だとは気が付かないで大騒ぎ。しかしジェサンはヨンジュがあの時の花嫁だと気が付き自分を覚えていないかと話しかける。その時ジェサンの浮気相手が現れ、ジェサンの哀れな姿を見て笑い出す。その隙にヨンジュは慌てて浮気相手の家から出て行くのだった。ヨンジュの携帯にジェサンは誤解を解きたいと伝言をする。なんで携帯番号を知っているの?呆れたヨンジュとジェサンはカフェで会うが何が目的なのかが分からないヨンジュは、すぐにその場を去ろうとする。ジェサンはヨンジュが知らないのに、あの家が愛人の家だと自爆してはなしてしまうんですが、何とも間抜けな人です。しかしジェサンは浮気相手の事を黙らせようとヨンジュの売り物の化粧品を買ってやると大きな声で高圧的な態度をとる。その時の姿をテサングループ会社の系列会社の社長たちに見られていた。そのみっともない姿を聞かされたジェサンの父ムン・テサン会長は怒りを露わにする。ただでさえストライキでのジェサンの失態に加え、この事態に頭を抱える。そしてウニョクを呼び出す。ジェサンの身辺整理をウニョクに指示する。特に女性関係を。ウニョクは今更かと表情には出さないが内心呆れているのだった。
かくれんぼ 第8話 20年前の罪
ドフンの元にピルドゥの息子の連絡が入るが養護施設に入ったとは行方不明だと知らされるのだった。
ジェサンの身辺整理をム・テサン会長に指示されたウニョクは親子の浅ましい姿に反吐が出る思いでいた。
チェリンの呼び出しにようやく応じたヨンジュ。養母ヘランに会わないでほしいと言うチェリンに対し、ヨンジュはウニョクを取られた腹いせに嫌がらせをするためにチェリンの嫌がることを口にする。チェリンはウニョクの形だけの妻がヨンジュだとはまだ知りません。養母ヘランのスアへの思いを利用するヨンジュに養母を取られる恐怖を覚えるのだった。
ピルドゥは探している女の娘の行方を偶然から見つけ、その女の居所を掴む。女はヨンジュの母親ヒョンス。ピルドゥはヒョンスの前に姿を見せる。ヒョンスはピルドゥの顔を見た途端に過去の悪事に体を震わせる。ピルドゥにそ知らぬふりを必死でしてみせるヒョンス。ピルドゥは20年前にヒョンスに預けた女の子を返せと迫る。そこにヨンジュが帰宅しピルドゥと顔を合わせる。ヒョンスは更に顔を青ざめさせ、慌ててピルドゥを見せの外に連れ出し、女の子は「捨ててしまった。」と言うのだった。明らかに嘘なのはヒョンスの表情や行動に現れています。それを信じるとはとても思えませんよねえ。
20年前ヒョンスはクムジュの心臓の手術代欲しさにピルドゥの悪だくみに加担してしまった。しかし実際にスアを誘拐してきたピルドゥと家に帰りたいと泣き出すスアに最初は戸惑っていた。しかし匿名の支援者がクムジュノ手術代を出してくれたおかげでクムじゅは助かった。その手術の最中。なんとスアを監禁していた小屋が漏電から発火し火事になる。娘の姿に、スアの母を求める顔を思い出し慌ててスアのいる小屋にヒョンスは向かった。火事に気付き必死にスアを救出したヒョンス。その時に右頬に火傷を負ったのだ。スアを救出したヒョンス。意識を失っていたスアはようやく目を覚ました時には今までの記憶を失っていた。そのことに恐れを抱いたヒョンスは、本当に道端に置いて行こうと試みた。しかしヒョンスを追いかけ「捨てないでオンマ」と抱き着くスアに罪の意識から自分の娘として育てることにしたのだった。う~ん、何ともあり得ない展開ではあります。匿名の人物も一体誰・・?
ヘランは夫の会社に顔をだす。生憎夫は外出中。社長室で待つことにしたヘランは、そこでなんと「ミン・スア」と書かれた封筒を見つける。かってに封を開けて中を見るヘラン。その手紙を読んだヘランは気を失ってしまった。そこにチェリンが入ってきた。ヘランの手にした手紙を読んだチェリン。それはピルドゥがスアの居場所を知っている、ある公園の赤い電話ボックスに来いと日時が記されてあった。そこに夫のジュンシクが入ってきた。チェリンは慌てて手紙を隠してしまう。倒れているヘランに何があったのかとチェリンに尋ねるが、チェリンは分からないと答える。ジュンシクはヘランを家に連れて帰る。チェリンも一緒に家の前まではきたが、自分はそのまま家には入らなかった。その様子をピルドゥは全てほくそ笑んで観ているのだった。自宅ではヘランが脅迫状を見たと必死に夫と母であるナ会長に話すが、また妄想を見ているのだと請け合ってもらえずにいた。
キム室長に養母のヘランが大変だからと呼び出されたチェリン。ナ会長はスアの姿で来なかったチェリンをきつい言葉で咎める。しかしチェリンは養母ヘランがああなったのはナ会長のせいだ、自分はもうスアになれない。ヘランが自分がスアではないと既に気が付いているからだと言うとヘランの部屋に向かった。泣き叫ぶヘランを前に必死になだめようとするチェリン。そして会う兄会いたいと言うヘランに自分がスアを探し出すと約束する。屋敷を後にするチェリン。今までこの家に来てからずっとスアの身代わりをしてきた自分。そのチェリンを迎えに来たのはウニョクだった。
チェリンは自宅に戻る。テサン会長はウニョクだけを傍に置いてジェサンの不徳をぼやいていた。何とかジェサンを自分の後継者とするために会長は動いているとウニョクに話す。ジェサンはウニョクに対し嫉妬を覚える。チェリンのことだけではない、父である会長にも一目置かれているウニョクが疎ましく思われるのだった。
ヒョンスはヨンジュに最近変な男に付きまとわれていないかと尋ねてみた。ヨンジュは何もないと答える。ヒョンスの帰りが遅いことを心配するヒョンスにヨンジュはウニョクとの仲が上手くいっていないことを話そうかと悩んでいた。
酔いつぶれたジェサンを連れて帰るウニョク。ベッドルームに運んばれたジェサンはウニョクと話すチェリンとの会話に耳を澄ます。そして「お前たち怪しいぞ。」というものの結局酔いつぶれて寝てしまう。その様子に呆れるチェリンとウニョクだった。
ウニョクは自宅に帰らずにヨンジュを居酒屋に呼び出す。店に現れたヨンジュは、ウニョクにチェリンの顔写真を見せ、破いて欲しいという。しかしウニョクは「すまない」と言って店を後にする。その後姿を罵倒するヨンジュ。死ぬまで一緒よ。愛してなくてもいいから側にいて。帰ってきて。そう叫ぶヨンジュだったが、ウニョクの心は既に彼女から離れてしまっていた。
かくれんぼ 第9話 手紙の送り主
チェリンの養父ジュンシクは新しい契約を進めて張り切っていた。融資先の大韓銀行にテサングループの会長は目をつける。メイクパシフィックを取り込む計画を着々と進めていくのだった。しかしジェサンは父のそんな多いとは別に妻チェリンとウニョクの中が気になって仕方ない。チェリンが料理教室に本当に行っているのかを探ったりするのだった。愛してもいないのにチェリンの事を気にしてばかり。単に自分にみんなの注目を集めたいだけの駄々っ子のようです。中身が子供のママの大人です。
チェリンに会いにメイクパシフィックの本社に訪れたヨンジュ。ヨンジュの何かしら魂胆のありそうな行動に訝しく感じるチェリン。そこに養父ジュンシクがチェリンに声をかける。そんなジュンシク社長に先日訪問した営業部の物だと名乗る。その時にヘランが迷惑をかけた相手だと知り、ヨンジュに詫びを入れるジュンシク。そして図々しくも一緒に昼食をしたいと申し出る。ジュンシクは何の疑いもなく快諾し、ジュンシクとチェリン、ヨンジュの三人は昼食をとるためにお店に移動するのだった。テーブルに座るとヨンジュは積極的にジュンシクにスキンシップを取る。ジュンシクは社交辞令として会話の流れでヨンジュに「父親のようにおもってくれ」と笑顔で話す。ヨンジュは意図的にジュンシクの手を握り喜びを表す。ジェサンも流石に一瞬顔を強張らせるが、そこに電話が入り席を外す。チェリンはヨンジュのあざとい行動に意見する。しかしヨンジュはチェリンに喧嘩を挑むような言葉を投げかける。チェリンはヨンジュからこのような態度を取られる覚えがないと言い返すが、ヨンジュはウニョクとのことを口にしないでいた。そしてヨンジュはチェリンを陥れるような行動をしかけるのだった。いやいや、ヨンジュのこの意地悪さは流石にナ会長の遺伝だわ。チェリンが悪者だと思い込んだジュンシクはヨンジュを庇い、家に送り届けるためチェリンを一人店に残してしまうのだった。
ヘランは脅迫状の事を考えていた。あの文面に書かれていたことを思い出し出かけようとする。しかしナ会長はヘランが錯乱しているだけだとヘランを部屋にまた閉じ込めるのだった。
ピルドゥは約束の場所で待っていたがジュンシクもヘランも姿を見せないため、仕方なくその場を去ろうとした。しかしそこに現れたチェリンに手紙の主だと気付かれ慌てて逃げるのだった。チェリンはピルドゥを追いかけ、ピルドゥがあの時の誘拐犯だと気づく。ピルドゥは、チェリンの事をスアの実の姉だと思い込む。チェリンはスアが生きている証拠見せるようにピルドゥに迫る。しょうこを見せてくれれば要求に応えると持ち掛ける。3日後に証拠を見せるから金を持って来いと約束するのだった。
ヘランは見張りのお手伝いが寝こけたのをいいことに家を抜け出し脅迫状の場所に向かう。しかし内容を全部思い出せず、闇雲にそこにいる人に手紙を送ったのは貴方かと問いたしながら歩き回る。スアの年に近い女性をみると気がふれたようにスアと呼びながら腕を掴み連れていこうとする。そのヘランの様子をチェリンはただ悲しそうに見つめるのだった。
ウニョクはテサン会長からの指示で息子ジェサンの愛人関係の清算に動いていたが、愛人は中々手ごわい女だった。その間中、ヨンジュがウニョクを呼び出して待っていたが、中々現れない。諦めて待ち合わせのカフェを出てくると、すると取り乱した様子のヘランと出くわす。スアの行方を捜して3時間待っていたというヘラン。他人ごとと思えずヘランを抱きしめるヨンジュ。ヘランを家に連れて帰ったヨンジュと顔を合わせたナ会長は、ヨンジュの事を見下した態度を取る。ヘランの事を口止めする為にヨンジュに金を握らせる。ヨンジュはそんなナ会長に腹を立て不遜な態度を取る。いやいや、あんたたち実の孫と祖母だよ。
ドフンはピルドゥの息子の消息を探していた。息子が引き取られた養父が肝臓がんで亡くなったことを知る。その葬儀場に姿を見せたのはなんとウニョク。ウニョクはこの養父母に引き取られたのだ。ピルドゥの息子の子供だったため、出所した父が養父母に何かしら要求してくるかもしれないと考え、養父母の元を去ったウニョク。長いこと両親と音信を経ってはいたが、どうしても気になり探偵を使い探していたのだ。そして養父の死を知ってしまった。養母はウニョクに気が付き、ウニョクの思いを全てわかってくれていた。二度と会わないと養母に行って立ち去ろうとするウニョクの背中に、養母は優しく声をかける。「ウニョク、貴方はチャ・ミンチョルの息子よ。」ウニョクを呼び止めたのはドフンだった。ドフンもウニョクがプルドゥの息子だと突き止めたのだ。20年前、ドフンとウニョクは顔を合わせていた。父ピルドゥがあの時話していたように幼いウニョクはドフンの家の庭の手入れをしていた。その時お互い挨拶した記憶が蘇るウニョク。ピルドゥを捕まえるためにドフンはウニョクを脅す。しかしウニョク自身、父ピルドゥが犯した罪にどれだけ今まで苦しんできたか・・。またあの苦しみを繰り返すのか・・。
チェリンはピルドゥとの待ち合わせ場所に来ていた。そこにピルドゥはスアの生きている証拠を持って現れた。ここに来る前にヨンジュから偶然を装い髪の毛を抜いてきたのだ。いや、あんなことされたら普通警察にいうけれども・・。チェリンとピルドゥの様子をウニョクが遠目から心配そうに見ていた。ウニョクはチェリンを脅している相手がピルドゥだとは知りませんしかしピルドゥは髪の毛を渡さずに金だけを持って逃げてしまう。その後を追いかけるウニョク。ピルドゥから髪の毛を奪い殴りかかろうとしたウニョクは、その時チェリンを脅迫した相手がピルドゥだと気が付く。そしてピルドゥも何かしらウニョクに見覚えがあると感じる。何とかピルドゥはウニョクから逃げ出したが、チェリンの元に戻ったウニョクは複雑な思いに駆られていた。
ウニョクは幼いころの事を思い出していた。いつも父は酒に酔っていた。そんな父をウニョクは軽蔑していた。勉強が好きなウニョクはの大切な教科書を破り捨てる父。殴られ父に言われ酒を万引きしようとしたが、捕まって店主に更に殴られてしまう。そんな生活が嫌でウニョクは家を出て行こうとするが、何度も失敗し引き戻される日々だった。母もそんな父から逃げ出したのだ。自分を置いて。
ヨンジュの家出はウニョクが家をでていったことを知る。ヨンジュに理由を聞く母ヒョンス。しかしヨンジュからはもうこうするしかないと聞かされ、あの結婚式場から逃げ出した理由をようやく理解するのだった。
チェリンはウニョクの家を訪ねていた。そこから出てきたのはヨンジュ。チェリンは初めてウニョクとヨンジュが恋人同士だと知る。結婚式場から逃げ出したのがヨンジュだったこと、今この家にウニョクはいないことを聞かされ、ヨンジュがなぜ自分に対しに酷い態度をとるかを理解したチェリンだった。
かくれんぼ 第7-9話 感想
出生の秘密、家族の秘密満載のドロドロが次々に露わになってきます。チェリンは悪女なのか・・いや、ヨンジュも悪女なのか・・・二人の二面性がこのドラマを盛り上げているのは間違いありません。周囲の人々が皆悪すぎて、誰が味方なの?というか今のところウニョクしか味方に見えない・・。まあまだ序盤ですからこれからが本番でしょう。楽しみです。