かくれんぼ-4話-5話-6話-感想付きネタバレでありで!

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クルミットです♪

財閥令嬢スアの厄受けのためだけに児童養護施設から引き取られチェリン。スアの誘拐で彼女は端から見る評価とは真逆の人生を歩んでいた。そして今度はメークパシフィック社の倒産を防ぐために政略結婚をさせられるチェリン。唇を噛みしめながらそのことを受け入れるチェリン。彼女には更なる試練が訪れるのだった。

【かくれんぼ】ネタバレあり

かくれんぼ 第4話 これが私の生き方

義父の勧めで入会したお料理教室。良家の奥様方ばかり。そこは新たな試練の場所でもあった。チェリンに対し教室の奥様方は遠慮ないものいいで、ジェサンの3番目の妻だとか、ミン家の母ヘランの精神状態が不安定だとかチェリンの分不相応な立場をあざ笑う彼女達。しかしチェリンはそんな彼女たちの下調べをして言い返す。つかみ合いになりボロボロの姿で車に戻ると、ウニョクがその姿を見て苦笑するのだった。

ヘランはヨンジュがヘラの部屋を簡単に見つけたことに不安を感じていた。不安に押しつぶされそうになり、隠していたお酒を口にする。千鳥足のヘランの姿に頭を痛めるナ会長。結局いつものようにチェリンを呼び出す。しかしウニョクは車を戻そうとしない。チェリンは車を降りるとタクシーでスアに変装するのに着替えるために向かうのだった。チェリンはどうしてここまでするのだろう。ウニョクはチェリンの後を追ってチェリンのマンションへ行く。すると、そこから一人の女性が出てきた。服装やカツラをかぶり髪型が違うが明らかにチェリン。ウニョクは気が付き声をかける。チェリンは一瞬驚くがウニョクを見ることなく先ほどのタクシーに再び乗り込み、実家へと向かったのだった。

実家では養母ヘランが救急車で運ばれていた。そこに到着したチェリン。ナ会長は来るのが遅いとチェリンを責める。チェリンが救急車のヘランを心配し、一緒に救急車に乗り込もうとするが、ナ会長がチェリンを「おぞましい子」と罵り、突き倒す。そして救急車はヘランとナ会長とキム室長だけを乗せ走り去った。涙を浮かべ立ち上がり尚も追いかけようとするチェリン。そこに駆けつけたのは何とウニョクだった。一部始終を見ていたウニョクは、チェリンの置かれた立場を知ってしまう。「身代わりの娘なのか?」そう問いただすウニョク。全ては虚構に過ぎないものだったのか?そうチェリンを問いただす。チェリンは「何も知らないくせに。これが私の生き方なの。」そう言ってウニョクの腕を振り払い走り去っていったのだ。ウニョクはこのこと見て見ぬふりをすると言いました。チェリンが傷ついた目をしているのをみて、きっと彼女に対し、何か違う感情が起きたのかな・・・。でもそれは何なのかは分かりませんが・・。

チェリンはスアの変装のまま夜の道を歩いていた。その少し後をウニョクは歩いていた。ウニョクはチェリンの後姿をただじっと見つめているのだった。

ウニョクは恋人ヨンジュの実家に帰宅した。ヨンジュは今日の訪問先の奥様ヘランのことをウニョクに話して聞かせる。大金持ちなのにちっとも幸せそうではなかったの。そして結婚の準備が着々と進んでいることもウニョクに話していたが、ウニョクは心ここにあらずの状態だった。四十は自分の事だけ考えてねとウニョクに甘えて見せる。

チサン商業施設の建設現場で事故が起きた。無理な過重労働のため作業員が倒れたのだった。従業員の不満はかなり溜まっているとジェサンとムン会長に報告が入る。工期短縮のジェサン社長アナウンスが現場の作業員たちの怒りに火をつけたのだ。そこにジェサンが自ら乗り込んで行く。倒れた作業員への補償とジェサンからの心づけを渡し、現場監督を懐柔しようとする。しかし明日は我が身と不安な作業員の気持ちを考えると受け取れないと断わるが、結局監督は金を受取、そのまま納期短縮で工事が進めていくことになる‥‥予定だった。しかしここでジェサンは大失敗する。監督を懐柔したと思い、気持ちが緩んで本音をウニョクに口にしてしまう。その話が、なんとスピーカーが入ったままだったために、作業員たちに駄々洩れ状態だった。作業員たちは腹を立て、出てきたジェサンを取り囲むのだった。

チェリンはヘランの病室にいた。ナ会長たちが帰った後にそっとヘランの様子を見に来たのだ。チェリンは初めてヘランに会った時の事を思い出していた。ヘランはチェリンの事を自分の娘も同じだととても快く歓迎してくれたのだ。チェリンは心から嬉しくて、本当の母と思い慕ってきた。どんなにつらく当たられても、あの時のヘランのことをずっと心にとめているチェリン。チェリンはヘランに尽くすことを心に誓っていた。キム室長がヘランの発作の原因が、ヨンジュだったことをチェリンに話す。ヘランがスアと勘違いしたのが原因だと言われ、チェリンはヨンジュに会いに行く。そしてヨンジュに対してヘランの失礼を詫びるのだった。チェリンはヨンジュの人柄に何かしら温かいものを感じる。ヨンジュは憧れのチェリンに会えてとても喜んでいた。ヨンジュの自宅まで車で送るチェリン。そこには母娘の微笑ましい様子が目に映った。チェリンはその様子を寂しそうな眼をしてみていた。

スアを誘拐したピルドゥは当時の火事の事を何とか探り出そうと必死だった。しかし中々情報が集まらず焦っていた。

チサン商業施設の工事現場は作業員のボイコットで事態は深刻だった。そのことが役員会でも問題になり、事の発端と更に悪化させてしまったジェサンに対し厳しい意見が出ていた。会議は紛糾しムン会長は頭を抱えるのだった。

チェリンは懐かしい場所に来ていた。メイクパシフィック会社。つい先日までここで働いていた。チェリンはスタッフのことも一人一人記憶していた。チェリンに気が付いた女性スタッフの近況をさり気なく尋ねるチェリン。スタッフの私生活も把握し心配する彼女に、女性スタッフは感激していた。そこに養父のジュンシクがいたが、とても急いでいる様子でチェリンと簡単な会話だけで会社を出て行った。総務部長がチェリンに気が付き、ジュンシク社長が、今チェ社長の居場所を追っていることを話す。本当はチェリンに専務として復帰してほしいと話すが、チェリンは言葉に詰まるだけだった。そうしたいけれど・・ナ会長がいる以上は無理ですよね‥。これまでメイクパシフィックのことを必死に考えてきたチェリンが報われないなんて可哀そうすぎます。

チェリンはムン会長にメイクパシフィックの専務として復帰し養父を助けたいとお願いする。そのために、嫁としての役目を果たし、夫ジェサンのトラブルも解決すると約束する。チェリンは工事現場に作業員として入る。ストライキ中の彼らに作業はしながら問題を解決しようと訴える。一人毎日作業を続ける。ストを続けていた作業員は続けることに疲れを感じていた。チェリンの話に耳を傾け始める作業員たち。班長は頑として聞き入れようとしない。しかしチェリンがジェサンの嫁だと作業員たちにバレてしまう。彼女を責める作業員たち。彼女は作業中の穴の中に自ら入る。自分は一度死んだ人間だから、命の大切さを知っている。だからこそ作業員の辛さも分かる。ナ会長に、あの家に引き取られたチェリンはスアの身代わりとして恐ろしい体験をしていた。そのことを走馬灯のように思い出す。スアが重い病だったことでとチェリンは身代わりに深い穴の中に置き去りにされた。子の刻にはチェリンを引き上げに向かう予定ではあったようだが、そんなことを知らないチェリンは目覚めた時、夜の深い穴の中にいる自分に恐怖におののいていた。よじ登ろうとも自分の力では登れず泣き叫んで助けを呼んだ。そして助けに来たのはキム室長。あの時と同じ。深い穴の中に置き去りにされたチェリン。そこに現れたのはキム室長・・・ではなくウニョクだった。ウニョクはチェリンの意固地なでも必死にもがく姿に何かを感じつつあるのでしょうか・・。でもジェサンはチェリンが家に戻らないことを気にしていましたが、彼の指示でウニョクは探しに来たのかな・・・。翌朝、作業員たちはチェリンのいた穴の前にいた。てっきりチェリンが逃げたと思った彼らはジェサン社長に解雇されるのではとびくびくしていた。ジェサンとムン会長もこの一連のことをマスコミにバラされたら会社の危機にだと頭を悩ませる。

ウニョクとヨンジュのけんっこん式の準備が着々と進んでいた。ヨンジュたち家族は喜んでいたが、ウニョクは一人浮かない表情だった。

ナ会長はヘランの夫ジュンシクにヘランのお見舞いに来なかったことを責めていた。退院してきたヘランはスアがいなくなった日からずっと地獄の中にいるようだといい、夫を責めつつその苦しさを夫に訴える。ジュンシクはそんな妻の姿にただただ抱きしめるしかなかった。

ピルドゥはスアの行方を掴むために、スアと消えた女の行方を探していた。けれどどう探してみても当時の情報を探せないでいた。女は娘が二人いたはず。小太りで愛嬌のある女。この市場の辺りにいたはずだ。そう言ってピルドゥが来たのはヨンジュの母のお店だったが、二人は顔を合わせることなくすれ違うのだったどうもピルドゥが捜しているのはヨンジュの母のようです。と・・いうことはやはりヨンジュは・・・まさか・・。

一方ヘランは、ヨンジュの事をどうしても勘違いではないとキム室長に話していた。そして手助けしてほしいと頼み込む。どうしても確かめたい。あの子がスアかどうかを・・・。

かくれんぼ 第5話 私は母の娘

ヘランはキム室長の手助けでヨンジュと喫茶店で話すことが出来た。先日の取り乱した姿を詫びるヘラン。ヨンジュはそんなヘランに、ウエディングドレス店でも暴言を吐かれたことを話す。ヘランは驚きと共に戸惑いを隠せなかった。ヨンジュは冷めた目でヘランを見る。ヨンジュにスアではないかと尋ねてもヨンジュは私は母の娘ですといい、その場を後にするのだった。

チェリンは工事現場のストをどうしたら収集できるかを必死に考えていた。そのときヨンジュから電話が来た。ヘランの事で相談があると言われたのだ。ヨンジュはてっきりヘランが心の病だと思っているのだ。そしてスアのことをチェリンの口から聞き、生き別れで20年の事実を知る。流石に驚きを隠せずに聞きにくいことを聞いてしまったと恐縮するヨンジュ。スアとチェリンが実の兄弟だとヨンジュは思っていた。チェリンもそのことをあえて否定せず、ただ、妹スアの事を抱えると心が乱れることを正直に話す。そして母ヘランから連絡が来ても無視してほしいとお願いするのだった。

ストライキの従業員のいる工事現場にジェサンが現れる。従業員にご馳走を振る舞うジェサン。ストのリーダーはジェサンに爆弾種を作り、飲めと強要する。顔を歪めるジェサン。けれど、この事態を収拾させるために何とか飲もうと努力する・・・が、結局の見込めずに吹き出してしまう。それを観ていた従業員たちにただ失笑を買うだけで何の解決にも至らなかった。ジェサンは腰抜けなことをチェリンに散々揶揄われ、何とか見返してやろうとストのリーダーを呼び出す。そして退職を迫るジェサンに、ジェサンの録音データをマスコミに流すと脅すリーダー。じゃさんはウニョクにリーダーを痛めつけさせ、チェリンが落ちた穴に落とす。そこには雨が降り溜まった雨水が腰まであり、落ちたリーダーをジェサンは自分と一緒のカメラに収め、それをチェリンに送り自分の強さをみせる。画像を送られてきたチェリンは、その単純思考に少々呆れてしまう。怒らせたら何かしでかすとは思っていたが、こうも馬鹿なことしか考えられないのか・・・。ジェサンは上手く解決したことを父ムン会長に知らせていた。ウニョクは穴に落ちたリーダーを見張っていた。しかしそこにチェリンが現れたので、ウニョクは身を隠す。夫とグルだと思ってチェリンの手を掴もうとしないリーダー。しかしチェリンは必死にリーダーを助けようとする。その姿を隠れて見ていたウニョク。チェリンは雨の中泥だらけになりながらもリーダーを穴から助け出すことにせいこうしたのだった。翌朝、ジェサンは父ムン会長を工事現場に連れてきていた。そして従業員の総入れ替えをしたことを伝え、工事の再開を満面喜悦で報告する。しかしそこにいた以前の従業員で、しかもリーダーに呼ばれてここにいると言うのだ。リーダーはクビにしたからここから出て行けとジェサンは大声で言う。そこに松葉づえをついたリーダーがいた。そしてチェリンの姿も。そして驚くことに、リーダーは仲間に仕事の再会を命令した。奥様の言う通りに最高の商業施設を作るぞ!リーダーの言葉にジェサンは驚愕する。てっきり恐怖で穴から逃げ出したと思ったリーダーが、なぜチェリンの指示に従っているのかが分からないでいた。チェリンがリーダーを助けた後、チェリンはリーダーと温かい食事をするために見せを訪れていた。リーダーはチェリンにこんなことで恩を着せたと思うなと食って掛かる。俺はジェサンのあの暴言のデータをマスコミに流すぞと息巻いて見せる。チェリンはそんなリーダーを静かに見つめ、流してくれて構わないと言う。しかしチェリンは、そんな情報は一時だけしか騒ぎにならない。それより、リーダーの今後がどうなるのかを心配する。恐らくテサングループの報復にあうのではないか。リーダーはチェリンに自分を助けたことを後悔しているのではないかと尋ねる。チェリンはきっぱりと「後悔していない」とリーダーに言い切った。そして後はリーダーとクッパをつまみにお酒を飲んだのだ。そのことをムン会長に話すチェリン。リーダーを自分の味方につけたチェリンの手腕に舌を巻くムン会長。更には労働時間、福利厚生を約束し夫の暴言で念書も取ったことを伝える。このことでチェリンはムン会長の信頼を得ることに成功した。そしてメイクパシフィックへの復帰を実現させたのだ。いや、これって全てチェリンの考えよね・・。いや、何とも頭のいい人というか・・。養父ジュンシクはチェリンの復帰を心から喜び、チェリンの新婚生活の事も心配してくれた。そんなことを言ってくれたのは養父一人だけだった。チェリンはそれだけで十分だった。スアがもし戻ってきてもこのままの関係が続くことを願っていた。しかしムン社長はチェリンの実家の仕事復帰を許さなかった。この一連の事が全てチェリンの仕業だと見抜いていたのだ。せっかく作った宮廷料理も40点だとこき下ろす。そして復帰を阻むために更に別の料理教室へ通わせようとする。そこにメイクパシフィックの危機が訪れようとしていた。原料の仕入れが仕入れられなくなり、このままだと倒産の危機を迎えることになる。養父の危機にチェリンは取引先に向かう。料理教室に行かないとチェリンがムン社長の怒りを買って大変な事態になるはずです。ウニョクは心配するが、チェリンの強い思いに負けちゃいます。そしてチェ社長が絡んでいることを知る。取引先の社長もどうにもならないと頭を抱えている状態だった。チェ社長の行方を取引先の社長に教えてもらうがその場所には既に姿はなかった。ウニョクからヨンジュ化学へ行こう。きっと何かつかめるはずだと言われ、チェリンはヨンジュ化学に向かった。そこにはチェ社長の秘書の姿があった。誰かと電話で連絡を取ってコンビニで身の回りの物を買ってタクシーである簡易ホテルに向かった秘書。余りの安宿にチェリンは信じられなかったが、ウニョクは間違いないと睨んでいた。荷物を受付に預けて帰る秘書。その安ホテルのサウナにチェ社長はいた。チェリンはそのサウナ室に入り、チェ社長と対峙する。女一人と思い粋がるチェ社長。全く動じないチェリン。熱いサウナの温度はウニョクがホテルの受付に金を握らせ調整しどんどん熱くなっていく。チェリンとチェ社長の我慢大会のようになっている。中々値を上げないチェ社長。ドアはウニョクが出られないようにしているため、チェ社長もチェリンも出られない。チェ社長は流石に意識が朦朧としてきた様子。そしてようやく黒幕の名前を吐いた。その名前は夫ジェサンだった。チェリンは録音したそのデータを持って会長の元に向かう。チェリンも熱中症、脱水症状のようになっていた。ウニョクが心配してこの状態のまま行っても事は上手くいかないと真っ赤な顔のチェリンの顔を鏡で見せ落ち着かせようとする。ウニョクはチェリンのことをとても見ています。味方なのか・・・。でもジェサンの秘書だし結構指示されると悪いこともしちゃうし・・・。一度涼しい場所に連れていき真っ赤に火傷のように赤くなったチェリンの腕に買ってきた薬を塗るウニョク。ウニョクは家族に酷い目に合わされるチェリン、そして嫁ぎ先にもひどい目に合わされるチェリンを見て、そのたびに立ち向かうチェリンの姿に心を動かされていた。そんなチェリンも、何故かウニョクの言葉に心を動かされ、思わず目の前のウニョクの髪にそっと触れる。お互いの距離に何かが起こった瞬間だった・・・。

チェリンは義父ムン会長に、朝、体にいいと漢方薬を勧める。そこにジェサンも現れる。二人の前にチェ社長の告白の入った録音機を置いて行くチェリン。原料の一件は、本当はジェサンの仕業ではなくムン会長の差し金だとチェリンは知らない。ムン社長はジェサンにメイクパシフィックへの原料仕入れを元値で再開するようにこっそり指示を出すのだった。本当に腹黒い親子ですメイクパシフィックのジュンシクにチェ社長から原料再開の連絡が入る。ホッと胸を撫で下ろすジェンシクと法務弁護士のドフン。ドフンは手のひらを返したようなチェ社長に不安を拭えないでいた。

今日はヨンジュとウニョクの結婚式。そのお祝いにチェリンは夫ジェサンと訪れていた。形ばかりのご祝儀を渡すジェサン。チェリンも驚いていた。まさか連れてこられたのがウニョクの結婚式だとは思わなかったのだ。恋人がいるとは知らなかった。夫ジェサンがその場を離れた時にチェリンはウニョクに言う。ちょっと嫌味な言い方だがウニョクにお幸せにと言葉を口にするチェリン。しかしウニョクはその言葉は嘘だと言えというのだ。チェリンは「本心よ」とウニョクを見据える。チェリンの言葉に少し傷ついたような顔をするウニョク。そんなウニョクにウニョクが何を考え何を企んでいるのかは私には関係ないわとSDカードをご祝儀代わりに渡すチェリン。そんなチェリンの腕を掴み、ウニョクは誰もいない教会の祭壇の部屋にチェリンを連れて入る。そしてチェリンに自分の本当の思いを口にする。もっとチェリンの事を知りたい・・。そしてチェリンに口づけする。その姿をヨンジュはみてしまうのだった。あいた~、ここで三角関係になってしまった~!!

かくれんぼ 第6話 裏切られた花嫁

突然のウニョクの告白とキス。突然のことにチェリンも動揺していた。ウニョクは今から始まる式を停めてほしいと言うが、チェリンは恋人の元に行くようにと突き放す。愛のない結婚なのにとチェリンの心中を口にする。そしてこのまま結婚する自分の末路を見ていろと腹を立てる。そんな二人のキスシーンに驚いて式場を飛び出したヨンジュ。そこにジェサンの車がヨンジュを引きそうになる。ヨンジュは突然ヨンジュの車に乗り込み、このままここから連れ出してと泣きながらお願いする。訳が分からないジェサンはヤケクソになり車を出すのだった。ウニョクとヨンジュの結婚式が滞りなく進むはずだった。だが、いつまで経ってもヨンジュの姿は見えなかった。神父の前に一人立つウニョク。ヨンジュの母や妹たちが式場である文化会館を必死に探すのだった。ウニョクは花嫁の花束が落ちているのを見つける。その場所はチェリンとキスしていたのが見える場所。なぜヨンジュが姿を消してしまったのかをウニョクは察していた。ジェサンは突然乗り込んできた花嫁姿のヨンジュを離れた場所まで連れていき、金を握らせ降ろしてしまう。呆然とするヨンジュが連れてこられた場所は橋のある川。ヨンジュはそのまま橋の欄干に足をかけ、今にも飛び込もうとする。その姿に気が付いたジェサンは慌てて戻りヨンジュを助ける。泣き叫ぶヨンジュを前に困り果てるジェサンだった。取りあえず落ち着かせようとホテルに連れてきたジェサン。気持ちを落ち着かせようとお酒を勧める。けれどヨンジュはジェサンの言葉が耳に入っていない様子。何だかほっておけなくてココに泊っていけとついでに花嫁衣裳のままなので洋服を買ってきてやると言うジェサンに、ヨンジュはありがとうとお礼を口にする。ジェサンは思わず振り向きヨンジュをじっと見るのだった。

自宅に帰ったジェサンに、どうして自分の実家を潰そうとしたのかと詰め寄るチェリン。言葉に詰まるジェサンに二人の仲険悪になる。

チェリンの養父ジュンシクはメイクパシフィックの今回の危機をチェリンが助けてくれたことをナ会長に話す。そのことを聞かされたナ会長は急に怒り出し、チェリンの事を罵倒する。そんなナ会長にチェリンもスアと同じ娘だと言ってみるが、ナ会長の怒りの火に油を注ぐだけだった。部屋に戻ると妻ヘランは相変わらずヨンジュの事をスアだと言い張る妻にジュンシクは疲れたような表情を向ける。もう諦めろと諭すがヘランは頑として聞こうとしない。スアの事ばかりを口にする義母と妻を痛々しくて見ていられないというが、ヘランはスアを忘れてしまったのだと夫を罵倒するのだった。

消えたヨンジュを心配するヨンジュの母。ヨンジュの母の右頬は火傷の後がある。ウニョクが心配してヨンジュの母に声をかけると、ヨンジュが帰宅する。ヨンジュを責める母。ウニョクがヨンジュを二人の部屋に連れていく。しかしヨンジュの心はウニョクへの怒りでいっぱいだった。ウニョクが口にしようとする言葉を押しとどめ罰を与えようとするヨンジュ。ウニョクは何も言えないまま目を反らせるのだった。まあ、ウニョクの心変わりが原因ですからね

チェリンはジェサンと二人、ムン会長の前にいた。昨夜の二人のいさかいを聞いたからだ。さらにはチェ社長がチェリンに脅迫されて嘘の自白をさせられたと言う録音を聞かされるチェリン。ムン会長はチェリンに対し、二度と義父と呼ぶな、会長と一生呼べとチェリンの立場を下僕と同じだとわからせようと怒鳴る。チェリンの前に漢方薬の入った器を出しの目のン前で飲めと強要する。今朝ムン会長に飲ませた漢方薬が、“死薬”だとムン会長はチェリンを怒鳴りつける。その器の中身はその今朝の“死薬”だと言うムン会長の目の前で漢方薬を飲むチェリン。その肝の太さにようやくチェリンへの怒りを納めるのだった。まあ、まだチェリンを認めてはいないですけど世継ぎを産む様に言い放ち二人を叱咤するのだった。ムン会長はウニョクが結婚したものと思い、家庭を持ったから顔つきがよくなったとウニョクに言う。そしてチェリンの事をこれからも頼むと言うのだった。

ムン会長とジェサンはメイクパシフィックを手に入れる策略を考えていた。チェリンを立ち直れないほどに貶めようと考える二人だった。ジェサンはウニョクにチェリンの監視を頼む。その指示を隠そうとせずにチェリンにも聞かせるウニョク。ウニョクは何故かチェリンの肩を持つ行動を取ろうとしている。チェリンはそんなウニョクにどう接するべきか分からないでいた。

ヘランは相変わらずスアの事を考えていた。あのヨンジュがスアだと母ナ会長にまた訴えていた。更には夫ジェサンの自分への仕打ちも告げ口する。ジェサンにすぐに文句を言うため電話するナ会長。ジェサンはこの親子に翻弄されていた。

メイクパシフィックの社員たちは先日のチェリンのチェ社長を見つけ会社の危機を救った武勇伝に沸いていた。けれど、どうしてチェリンを復帰させないのか皆が疑問に思っていた。その社員たちの噂を耳にしたナ会長は会社に来ていたチェリンに対し、きつく当たるのだった。会社ではチェリンの祝賀会の準備がされてチェリンが会場に現れるのを社員がまっていたが、ナ会長に頭からバケツの水を浴びせられ罵倒されるチェリン。濡れネズミのまま祝賀会に現れたチェリンの姿に一同言葉を失くす。ナ会長は絶対復帰はしないと皆の前で言えと脅していたが、チェリンは皆の前で必ず復帰するから待っていてほしいと断言する。そのチェリンの目は影から様子を覗っていたナ会長を食い入るように見据えていた。ナ会長は本当はこのチェリンが恐ろしくて仕方ないのかな。いつかチェリンにこの会社を乗っ取られると思っているのでしょうね

ヨンジュはウニョクとチェリンのキスシーンを思い出すと体が震えて止まらなかった。ずっと部屋に閉じこもっているヨンジュを心配するヨンジュの母と妹グムジュ。グムジュは重い心臓病だった。そんなグムジュが可愛くて仕方ない母。グムジュは大丈夫と母に笑顔を見せるのだった。ヨンジュはウニョクと歩いた街並みを歩いていた。その後をこっそりつけていたのはヘランだった。ヘランに気が付いたヨンジュを喫茶店に誘うヘラン。そして用意していた洋服をプレゼントするヘラン。けれど自分はスアではないとヘランに冷たく断る。そして消えた娘スアより、もう一人の娘チェリンを思いやってはどうだと非難する。ヨンジュはチェリンの事を尊敬していた。例えウニョクとのキスシーンを見ていたとしても、そこは違っていたい。そのチェリンの家族がどうしてチェリンより消えたスアばかりを思っているのかが引っ掛かっている。チェリンの実母だと思い込んでいるヨンジュには解せないことだった。ヘランはヨンジュを追いかけた。そしてヨンジュの言う通りにすると約束し、無理やりプレゼントを渡しスアの服を着た姿を見せてくれたら、お金を沢山あげると懇願する。更には自分のイヤリングまで外してヨンジュに渡す。余りに異常な姿に怒りが爆発するヨンジュ。ヘランに対し怒りをぶつけるヨンジュを、メイクパシフィックの弁護士のドフンが見かけた。二人の様子に間に入りヨンジュを悪者にするドフン。しかしヨンジュはヘランの方が余りに失礼だと言い放ちその場を後にした。ヘランを自宅に連れて帰るドフン。帰宅したヘランの様子にナ会長は何かがあったの気が気ではない。そしてその怒りの矛先はドフンに向かう。スアが誘拐され消えた原因はドフンのせいだと蒸し返す。ドフンはいつものようにただ首を項垂れ黙って耐えるしかなかった。

ピルドゥはメイクパシフィック社に侵入していた。ドフンが直ぐにピルドゥに気が付き追いかける。オフィス内に隠れるピルドゥに、スアを連れ去り、更にはスアを女に連れ去られたと言ったピルドゥに怒りをぶつける。飛び出してきたピルドゥに結局逃げられてしまうドフンだった。

チェリンが帰宅すると、ジェサンの前妻二人の命日の法要の準備が進んでいた。この前妻二人の命日は同じ日テサングループの創立記念日に当てつけで自殺したとのことだった。更には噂で自殺ではないのではないかと言われていた。前妻二人の実家はそれぞれが元は大きな会社だったがテサングループに吸収合併されているのだ。二人とも政略結婚の末に殺されたとのうわさが専らだった。その前妻の実家の会社の経営状況は今のメイクパシフィックの状況にそっくりだった。原料を止められ倒産の危機に陥りテサングループに乗っ取られたのだ。

チェリンは必死に逃げていた。屋上に逃げたチェリンを追いかけていたのはムン会長。チェリンを嫁にしたのは会社を乗っ取るためだと言うムン会長に、チェリンは必死に言い返す。そんなチェリンの首を絞めつけ屋上から落とそうとする。チェリンは真っ暗な遠い地上に目をやり必死にもがいた・・・そして目が覚めた。夢だった・・・。隣にはジェサンが寝ていた。チェリンは深く溜息をつくのだった。

ヨンジュはウニョクとベッドを別にしようと言葉にする。状況としてウニョクにはここしか帰るところがないため相変わらずヨンジュの実家にいた。ヨンジュの家族は二人の仲互いの理由に気が付いていない。ウニョクはこのままここにいても仕方ないと家を出ようとするが、他の女のところにはいかせないとウニョクを出て行かせないと縛り付けるのだった。

チェリンは嫁ぎ先の家政婦たちが、自分の事を今までの嫁よりはまだ根性があるようだがどうなることかと噂してるのを聞いていた。彼女達も自分の味方ではない。けれど、だからこそチェリンはこの家での自分の立場を改善する為に、家政婦の一人に近々娘が結婚することを調べ、お祝いをそっと渡す。あくまで自分の気持ちだと嫌味のない言い方で受け取らせるチェリン。そして後の掃除は自分が引き受けるという。火事は得意だから明日から会長や奥の部屋も自分がするといいうが、家政婦からは奥の部屋には決して入らないようにと釘を刺される。理由は知らないが、あの部屋には決して誰も近づけないようしているムン会長だった。チェリンはそこに何か秘密があると睨むのだった。

かくれんぼ 第4-6話 感想

正直このチェリンという人が純粋過ぎない、計算高い女性であるところが面白い。生きていくために知恵を働かせ必死に食らいつく。けれど、どこか危ういところも見え隠れする。不思議な魅力の女性です。また、彼女を利用しようとする周囲の面々が腹黒すぎてもう腹が立って仕方ありません。う~ん。今回のキャストで綺麗な心の持ち主とは誰かいる?ウニョクも自分がチェリンに惹かれているが、結局ヨンジュと結婚式は挙げています。ヨンジュも心が離れたウニョクをこれまた復讐なのか、あえて自分から離しません。がんじがらめで苦しめようとしています。正直まだまだ全体が不確かすぎて、凄くモヤモヤしています。まだこれからの展開が重要なようです。暫くはしっかりとストーリーを頭に入れながら状況を把握することに専念いたす所存です。でも面白いのは確かかな。

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