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クルミットです♪
実の娘を殺しかけた上に、罪を着せて留置所に送り、日常の中でも首を閉め、消えろと言う。
もはや親でも人でもないミン・ヒギョン。
昔捨てられ、再会した人間からここまでされて、自分なら関わりを断ちたくなりそうですが、ジェンマは強気で責めていきます。
復讐なんて愚かな事だけれど、ドラマだからジェンマを応援しちゃいます。
では今回は13話からご紹介していきますので、お付き合いください♪
【赤い靴】(ネタバレあり)
赤い靴 13話
自分もジェンマを好きだと、兄ギソクに打ち明けたヒョンソク。けれど即座に、冗談だよと笑ってごまかすのだった。
そんな時、倉庫の在庫チェックを任されたジェンマに同行するヒョンソク。
システムの不具合で倉庫から出られなくなり、2人はしばし復旧を待つ羽目に。そこでヒョンソクはジェンマに、兄との恋愛を反対する。ジェンマは怒るが、ギソクが実はバツイチで、前妻とはまだ連絡を取り合っていると聞かされて傷つく。
ジェンマのギソクに対する本気を確信したヒョンソクは、急にヘビンとの婚約話を進めていく。
婚約式の日取りの打ち合わせに、チェ宅を訪問するヒギョン。お茶を運んでくれたジェンマのいる場で、一人娘の婚約は感慨深いと言う。
ジェンマは、育ての親を尊敬していて、自分を捨てた親は死んだも同然だと返す。
その後ジェンマの部屋の前で、いがみ合う母娘。
貴女を消す方法はいくらでもあると、火傷が完治していないジェンマの手首をキツく締め上げるヒギョン。
ジェンマの手首は出血し、心はずたずたに…。
2人のやり取りに気づくギソク。
悲しみを恨みに隠して、ヒギョンが火災現場で落としたルビーのブローチをつけて婚約会に出席するジェンマ。食事の最中席を外してまた歪み合う母娘。
ギソクも席を外して2人の会話を聞いていた。
帰宅後、ヒギョンが実母なのかとジェンマに詰め寄るギソク。
復讐なんてジェンマ自身が苦しみ傷つくだけだし、自分との未来も大切に考えてほしいと説得する。
しかしジェンマは、理解できないのなら会わない方がいいと、オッキョンのもとへ行き泣きじゃくる。
ある日社内ミーティングで、ヘビンのセンスの良さをアピールするジェンマ。
ヘビンはすっかり気を良くし、ジェンマは婚約者の親戚にあたるという事もあり、2人の距離は一気に縮まる。
ヘビンを味方につけるのは、ジェンマにとって好都合だ。
一方ギソクはヒギョンを訪ね、真実の確認をする。
赤い靴 14話
ヒギョンは、ジェンマが実の娘だという事をギソクに打ち明け、下手な芝居でギソクを味方につけようとする。
だが逆にギソクから説教をされて苛立つ。
夫からも「君はもう、靴業界のカリスマではない。」と言われる。
そんな中、ヘビンとヒョンソクが婚約したので、チェ一家はクォン邸に招かれる。
ヒギョンの手料理を振る舞われ、食卓のメンバーが優しかった頃のヒギョンと実の家族だという錯覚を起こすジェンマ。
その上ジノの大好物だったチャプチェを勧められて、涙を堪えきれなくなってしまう。
体調が悪そうだと皆に心配され、ヘビンの部屋で休むよう促される。ヘビンはすっかりジェンマを慕うようになっていた。
だが部屋に様子を見に来たヒギョンは、必要以上の憎しみをジェンマにぶつけ、また歪み合う母娘。
帰宅後ギソクは、ジェンマに復讐をやめるよう説得するが、ギソクに隠し事をされて傷ついていたジェンマは、拒絶する。
そして実家に戻る決意をする。
夫もヘビンもジェンマに懐いてきている事が気に入らないヒギョンは、ジェンマに大金を突きつけて消えろと言う。
だが当然ジェンマは折れる事は無い。
常に強気な娘に対し、殺してやると首を絞めるヒギョン。狂気ですね…むごい。
会社でのジェンマの貢献度は高い。クォン会長もマットレス事業を拡張しようと、やる気がみなぎっている。
ヒギョンは嫉妬し、夫と仲睦まじく過ごそうとするが、空回りに終わる。
実家に戻ったジェンマは、皆の洗濯をしてあげようとして、テギルの洗濯物から1999年に書かれた誓約書を見つける。
赤い靴 15話
1999年6月の誓約書、ごまかすテギル。オッキョンも何か隠している様子。
ジェンマは直感的に、この誓約書は父の轢き逃げ事故と関係があるのでは…?と思う。
警察で事故の記録を求めてみるが、なぜか記録が残っていない。担当刑事も辞職したり他界したりしていた。22年も前の事で時効も成立している。
だがどうしても真相をつきとめたいジェンマの気持ちを察して、受け付けた刑事が更にくまなく調べてくれる事に。
ジェンマが刑事に相談している一方で、ヒョクサンが後輩の警察署長を訪ねていた。
そして、たまたま22年前のひき逃げ事故の再捜査の話を耳にし、焦りが募る。
会社ではマットレス事業の拡大に向けて皆忙しく働いている一方で、ヒギョンだけが夫とジェンマの仲を疑い、くだらない苛立ちを募らせている。
ジェンマが家を出て寂しさを募らせるスクジャは、気晴らしにスヨンの老人施設を見学する。
ギソクとジェンマはお互いを想うものの、復讐を反対する者と復讐をやり遂げたい者同士が一緒にいても辛いだけだ。
数日して、刑事からジェンマに一つだけ情報が流れてきた。
ひき逃げ事故の資料が一枚だけ見つかり、そこに目撃者の記名があったと。
目撃者の名前を聞いて絶句するジェンマだった。
13話から15話までの感想
ここ最近は母娘の言い争いが繰り返される流れですね。
そもそも、ヒギョンがジェンマに対して威圧できる神経が謎で。
ジェンマは大人の女性の皮をかぶった、オンマを慕うジナでもあるのに。
表向きは強気でも、常に母親の愛情に飢えて泣いている子供の心だと思うのです。
ジナにとって唯一最愛の弟ジノは生き甲斐だったでしょうね。そんなジノが死の淵でオンマに会いたがった、最後の望みを叶えてくれなかった。そこから復讐が生き甲斐になってしまったようです。
そんなジェンマを受け止めようとしているギソクの存在。
性格が優しいためか、ドラマの中での存在感がやや中途半端な気がします。
ヒョンソクがあっさりヘビンと婚約し、さすがの祖母スクジャもこれには驚いていましたが、ヒョンソクの結婚観を聞いて、なるほどなと思いました。
ヒョンソクにとって結婚とは、大恋愛の末の最愛の相手と結ばれるべきものじゃないんですね。
ヒョンソクの婚約理由を聞いて、あ〜、こういう人が何度も結婚できる人なのかな〜と思いました。