花郎-ファラン-あらすじ-1話-2話-3話-感想付きネタバレありで紹介!

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
ファラン、いよいよ始まりました。
イケメンぞろいのドラマであります。
おば様の心を・・いえいえ女性陣の心を鷲掴み!!
時代は日本でいえば古墳時代-飛鳥時代のころのお話のようです。

ファランとは王を守るために作られたイケメン集団。
文武両道の影の軍団(千葉真一じゃないです。)
そこに貴族と賤民の間に生まれた女性アロをも加わり
お話が巡っていきます。
誰が出ているか、まずはご覧いただくのが一番かと思います。

【花郎-ファラン】ネタバレあり

ファラン 第1話

-真興王(チヌンオウ)12年 マンマン村-(約1500年前)
ウルクという老人に育てられた孤児で無名(ムミョン)と言われる男がいた。
今日は税を納める日だ。
しかし、3人の男に河原で囲まれている。
どちらが頭かと3人の男の一人に言われるムミョン。
ムミョンはお前が頭になればいいとさらりと言う。
気がそがれた男はムミョンについ言ってしまう。
母親に捨てられ名前も付けてもらえず、ムミョン(無名)と呼ばれていることを。
ムミョンの癇に障った。
持っていたサイコロ(6面ではなく何面?)で、男たちをどうするか決めるムミョン。
サイコロは“鼻を殴る”とでる。
男たちは一瞬たじろぐ。
しかし、ムミョンは突然の強烈な眠気で意識を失う。
ホッとした男たちの後ろから、ムミョンの親友マンムンがムミョンを助けにやってくる。
しかし、3人の男たちに逆にやられてしまうマンムン。
そこに、ムミョンが目を覚ます。
親友マンムンがやられている姿を目にし、3人の男たちを睨みつけるムミョン。
ムミョンは男たちに向かい
「走れ」と言う。
黙っている男たち。
ムミョンは再び男たちに叫ぶ。「走れ!」
驚いた男たちは走り出す。そしてムミョンとマンムンは追いかける。
男たちは必至で逃げる。
川の木の渡しを落とし、ムミョンたちをあざ笑う男たち。
こっちに渡ってこれないとタカをくくり、また言いたい放題言い始める。
ムミョンをまるで犬鳥(ケセ)のようだとあだ名を笑う。
その意味は犬のようであり、鳥のように軽やかな身のこなしから
来ているようだ。
ムミョンはいとも簡単に岸を飛んで男たちに向かっていく。

牢獄の中。一人の男がいる。
キム・ウィファ。先代の王の友人であった男。
亡き王の客主(クンジュ)=後宮と通じていたことから、牢に入っている。
その牢に今の王の母、只召(チソ)太后がやってくる。
チソ太后はウィファに今の神国(新羅シルラ)に不満があるのか?と尋ねる。
ウィファは太后を前にこう答えた。
「息子を追い出し、10年に渡り摂政をして欲深い母のいるこの国を
不満に思うのは当たり前です。」
チソ太后はウィファに言う。
「王を守るための貴族の子息の親衛隊を作りたい。お前が指導せよ。
父と家門ではなく王と神国に忠誠を誓う様に。
成功すれば、そうすれば摂政の座を譲ろう。」

マンムンは父と妹を探しに王京(ワンギョン)=現在の慶州へ行こうと話している。
マンムンの父と妹を探す手掛かりは首飾りだけ。
賤民は王京へ入ることは許されない。
壁を乗り越えていくことになるが、それは容易ではない。
ましてやバレると殺されてしまう。
マンムンは家族を探し、身分を取り戻したいと語る。
ムミョンも一緒に行くと約束する。

パオの密書がチソ太后に届く。
明晩、東門を通ると・・・誰が?
顔色を変え、密書を手で握りつぶすチソ太后。

夜更け…東門から男が二人馬に乗って入ってきた。
一人は顔を白い布で隠している。
目だけが見えるが、それだけでも眉目秀麗な様子。
迎えた二人の男。
一人はチソ太后のお付きの者の禁衛将ヒョンチュ。
もう一人は門番・・・?
その門番は今入ってきた顔を隠した男を見て
王だと知り、感動している。
しかし、その矢先、ヒョンチュに切り殺されてしまう。
王の顔を知る者は一握り。
先代王が亡くなり、幼い時に王になったが、
常に刺客に狙われ続け、母チソ太后から身を隠して生きるように
言われてきた王、サムメクジョン。

夜、マンムンとムミョンは城壁を登っていた。
城壁の向こうには、見つかって殺された者たちの生首が晒されている。
それでも二人は王京へ向かうのだった。
マンムンとムミョンは途中、干してある衣服を盗み着替えると
まんまと王京の都に入る。
そこは、今までに見たこともないほどに人が賑わう町だった。
浮かれているマンムン。しかし腹がすいていた二人。
少しばかり稼ごうと賭博場に入る。

妓楼前で沢山の人の前で、語る語り部の女がいる。
まだ若い。その女の語りに人々は息をのみ聞き入っていた。
どうも、ちょっとエッチな敵もののラブストーリー・・・?
そこに、現王のサムメクチョンもいた。
もちろん身分は隠しています。
聞こえてくる彼女の語りに、鼻で笑いながらも聞いているサムメクチョン。
いつの間にかうたた寝していたサムメクチョン。
実は不眠症
気が付くと、先ほどの語り部も誰もいない。
慌てて先ほどの語り部がどこに消えたか聞くが、お付きの者は知らないと答える。
サムメクチョンは思った。
こんなに気持ちよく眠れたのはいつ以来だろう・・・・。

賭博場にきたマンムンとムミョン。
サイコロの勝負のところに目をつける。
しかしイカサマを見て取るムミョン。
子供連れの男の勝負をムミョンは自分が受けて立つと
勝負する。
お互い首をかける大勝負。
しかし、相手はまたもイカサマをしようとする。
その瞬間を抑えたムミョン。
相手の男は自分の不利を知り、台ごとひっくり返し
勝負をなしにする。
その場はその男のイカサマを知り、大騒ぎになる。
賤民とバレた二人は走ってその場を逃げる。
とりあえず、城壁の傍の旅籠で落ち合うことにし、バラバラに逃げる二人。

妓楼にウィファがいた。
特別なものを探しているとそこの主人に言う。
女?いや、男だ。
主人はウィファを怪訝な目で見つめる。
店を案内する主人。
そこには高価なものが売られていた。
流行の者など高価なものが多い。
そこに集まるのは身分の高い若者だった。
ウィファは親衛隊を作るべく、若く美しい身分の高い
若者を探しているのだ。

先ほどの語り部をしていた女が、遅れている賃金をある男に払ってもらうために
乗り込んでいる。
払うと言われ、喜ぶと雀の涙ほどのお金。
男は彼女に向かいこう言い放つ。
「父親は王族でも母親が賤民なら俺と同じ身分だろうが!」
彼女は男の態度に腹を立てる。
そこにあった男の店の売り物の酒、杏酒の壺を掴むと、一気に飲み干してしまう。
驚く男。やめさせようとしても男を撃退し飲みつくす。
案の定、フラフラに酔っぱらって通りにでる。
そこで倒れるところを抱きかかえられる。
ムミョンだ。
酔っぱらった彼女はムミョンの足にしがみつき、脱げた靴を拾ってくれと絡む。
無視しようとするが、そこに早馬が来て、また彼女を助けるムミョン。
笠の下のムミョンの顔をみた彼女は、ムミョンの綺麗な顔に溜息をつく。
ムミョンはそんな彼女に靴を投げつけて後にする。

診療所で男が治療を受けている。
行商人の男に医者が訪ねる。
「先日の若者は・・・・。」
「違いました。ご子息より若いかったです。」
肩を落とす医者。
行商人は
「10年も探しているのです。必ず会えますよ。」
そう励ますようにいうのだった。
「そうだな。」医者は気落ちしながらも、希望は捨てていなかった。

サムメクジョンは母チソ太后に久しぶりに会う。
幼い時、父の先代王が亡くなり、命の危険を感じ、母が自分を守るために
パオに託し隠してきたのだ。
しかし、母から呼ぶまでは息をひそめていろと言われ、母に対して懐疑的になっていた。
しかも、顔を知られないように、自分の顔を見たものは殺すように
命令が出されていることに、怒りを感じていた。

城壁の近くの旅籠。
サムメクチョンはそこにいた。
マンムンもそこでムミョンを待っていた。
サムメクチョンの部屋に刺客が来た。
迎え撃つサムメクチョン。
かなり腕も立つようだ。
サムメクチョンの警護の者パオが駆け付けた時、刺客は母のお付きの者ヒョンチュに
切り殺されていた。
王の顔を見たから・・・。
王とは知らないこの刺客をなぜ殺したのか・・・。
そう命令した太后に腹を立て、部屋を出るサムメクチョン。
そこに、マンムンがいた。
マンムンはサムメクチョンの顔を見た。
そして彼が王であることを聞いてしまった。
慌てて逃げるマンムン。
太后のお付きの者ヒョンチュが追いかける。
必死で逃げるマンムン。
だが、追いつかれそうになるところを
ムミョンに助けられる。

ムミョンはマンムンの話を信じようとしない。
しかし、追われているのを見たムミョンは、マンムンに代わり
首飾りを持って自分がマンムンの家族を探すことにする。
夜に玉打閣(オクタガク)でマンムンと落ち合うことにしていたムミョン。
マンムンはそこである女性を見て驚く。
彼女の首にある首飾りが自分と同じものだったため、自分の首飾りを
持っていると勘違いしたマンムン。
その女性はあの語り部の女性アロ。
マンムンは玉打閣に入ってしまったアロに話を聞くために
中に忍び込む。
そこは身分の高い子息が集まる妓楼?
まるでディスコみたい。少々時代が古い表現かな
ステージでは踊りが繰り広げられている。
そこに、取り巻きを引き連れた二人の男がやってくる。
一人はスホミンホくんです。うふ
もう一人は冷たい美男。パンリュ。
仲が悪いようだ。二人の男はそれぞれ美男だ。女たちがどちらもいい男だと
それぞれを褒めている。
ある一室では、語り部のアロが女たちを前にまた色つや物の物語を
語って聞かせている。
その話を隣室で聞いているサムメクチョン。
さらに隣で聞いている先ほどのスホと友人二人。

パンリュたちも聞こえてくる語り部アロの話を聞いていた。
お酒がなくなり、取りに行こうとしたパンリュの仲間が、パンリュに
カンソンが行けと命令される。
パンリュたちは王族。だが、一人だけ貴族の身分のカンソン。
仲間とは言え、そこでも身分をかさに着て命令するパンリュに
反論できずカンソンは苛立ちを覚えたまま、酒を取りに部屋をでる。
このパンリュの言い方が厭味ったらしい。親の官服の色をいい、身分が高いだの
低いだのと言う。自分が偉いんじゃないでしょ、親の身分でしょと突っ込みたくなります。

カンソンはパンリュに対する愚痴をこぼしていた時、忍び込んで語り部のいる部屋を
覗き込んでいたマンムンにぶつかる。
カンソンはマンムンが都の者ではないと見破り、先ほどの怒りを
マンムンにぶつける。
棒で叩きのめされるマンムン。
騒ぎを聞きつけ、スホ達やパンリュ達も姿を現す。
語り部のアロの話を聞いていた女たちも
スホとパンリュ達の騒ぎの方に行ってしまう。

ムミョンはマンムンの首飾りを多易書の店主に見せていた。
店主はどこかで見たことがあるというが、はっきりと答えない。
ムミョンの笠で隠れた顔に、醜男と決めつけるが、顔が見えた瞬間
美男な顔に驚くのだつた。

ファラン(花郎) あらすじ第2話

女たちがいなくなったアロの前にサムメクチョンが姿を見せる。
アロは襲われると思い、サムメクチョンを前に怯えていた。
しかし、サムメクチョンはアロに話の続きを聞かせてほしいと言うのだった。
でもね、いきなり腰を抱き寄せ、顔を間近によせられたら・・・ねえ。ドキドキします。

マンムンは通行礼のない賤民とカンソンに足蹴にされあざ笑われる。
切り殺されそうになるところをムミョンが現れる。
親友のボロボロな姿に怒りを覚えるムミョン。
でも、とても静かな雰囲気が凄みを感じます。
カンソンをいとも簡単に投げ飛ばし、カンソンの刀を奪うと
ムミョンは自分の足元を刀で円を描く。
そして、カンソンに王京に入った賤民を切るのが貴族なら
この線を越えた貴族を俺は切るといい、カンソンに刀を渡す。

アロはサムメクチョンの言うことに驚いている。
ただ寝たいから話を聞かせろというサムメクチョン。
自分の語りで寝たいだなんてと怒るアロ。
しかしサムメクチョンに渡された多額のお金に
コロッと気が変わり、眠るまで語ると約束する。

カンソンはムミョンに手も足も出ないでいた。
あっという間にやられたカンソンは、ムミョンに負け犬の遠吠えのように叫ぶ。
「都の兵士がお前たちの首を取るぞ!」
はいはい、自分では勝てないからってなんか情けないですね。

サムメクチョンの母チソ太后は、息子の顔を見たマンムンを
殺すようにヒョンチュに命令していた。
マンムンの似顔が兵に配られるのだった。

アロの父はあの医者キム・アンジだった。
アンジは王族です。
多易書の主人ピジュギが訪ねてきて、ムミョンが見せた首飾りの話をする。
息子が自分を探している。生きている!
驚くアンジだった。

アロはサムメクチョンの前で、語っていた。
サムメクチョンは夢を見ていた。夢の中で母に会う自分。しかし母の怒声に目が覚める。
サムメクチョンは一瞬でも眠れていたことに驚く。
そして・・・・そこには、イビキをかいて大の字で眠るアロ。
その姿に少々呆れるサムメクチョン。

アンジは首飾りを持っていたムミョンと息子を探していた。
都に来ている。どこかにいるはずだ。
ムミョンとマンムンの訪れていた妓楼の女に行方を聞き、慌ててその場を後にする。

都の町中ではマンムンの似顔絵を手にヒョンチュたちが探し回っていた。
今夜中に必ず殺すように・・・。
マンムンとムミョンは山中にいた。
マンムンが見た同じ首飾りの女性を探そうとムミョンに言われる。

サムメクチョンは寝てしまったアロを残し、玉打閣を後にする。
護衛のパオと語るサムメクチョン。
そこに母の禁衛将ヒョンチュが馬を走らせていく姿を見る。
サムメクチョンは追いかけた。
自分の姿を見たあの男(マンムン)を母が探していることを知っていたから。
また殺めてしまうのではないか・・・。

ムミョンとマンムンは夜道を歩いていた。
同じ首飾りを持っていた女性は妹だろうと喜ぶマンムン。
その時、ムミョンはまた突然眠気に襲われ意識を失う。
マンムンを狙うヒョンチュの姿を、意識を失いながらも目にし、
マンムンに逃げろと言うムミョン。
しかし、ムミョンがヒョンチュに背後から切られてしまう。
ムミョンに駆け寄るマンムンをさらに切り捨てるヒョンチュ。
ムミョンに覆いかぶさるように倒れるマンムン。
息も絶え絶えになりながらもムミョンに動くなとヒョンチュから庇うマンムン。
そしてムミョンは意識を失う。
ほんの少し意識が戻った時、誰かが自分を見下ろし話している。
その手首には特徴のある腕輪。
腕輪の男が言った言葉、
「私がこの男を殺したのだな・・・。」
遠のく意識の中でムミョンはその言葉と腕輪を目に耳に焼き付け、また意識を失う。

玉打閣で息子の消息を確信した父アンジは、息子を探していた。
山中、意識を取り戻したムミョンは
マンムンを背負い、自らも深手を負いながらも必死に歩いていた。
マンムンは自分が助からないと感じ、ムミョンに自分を置いて逃げろと言う。
いやだ、お前は俺の兄弟だろうというムミョン。
探し歩いていたアンジは山中で血の跡を追い、倒れているムミョンとマンムンのところに行きつく。
そして首飾りをしているマンムンを見て、それが探していた息子だと知る。
血だらけの息子に父だと名乗るアンジ。
マンムンにソヌと呼びかけるアンジ。
溢れ出る血を止めようとするアンジ。
しかし、傷の状態から、もうすでにマンムン=ソヌは助からないと分かったアンジ。
そのアンジを見て、幼いころの自分と父を思い出すマンムン。
会いたかった・・・と一言いい、マンムン=ソヌは息を引き取ったのだった。
マンムンが息を引き取るのを見たムミョンは、アンジになぜ手当を施せと、なぜ助けない
と叫ぶムミョン。
しかし、アンジは苦痛の表情でその言葉をただ受けるだけだった。

アンジはマンムンを墓に葬って、傷つき死にかけているムミョンを抱えてその場を後にする。

朝、目覚めたアロは自分があのまま寝てしまい
外泊したわけをどう言い訳しようかと、親友のスヨンの家に
来ていた。
ここで寝てしまったことにしてと頼むアロ。
スヨンはただでは聞いてあげられないわね~とアロに見返りをねだるのだった。

チソ太后は王族の第1級パンリュの父、パク・ヨンシルの謁見を受けていた。
言葉だけではあるが、二人には確執があるのが見て取れる。

サムメクチョンは玉打閣でアロに会えないかと密かに思っていた。
そこで、アロの素性を知る。アロが実は半分王族、半分賤民。
父はアンジという王族だと・・・。
アロに興味をさらにもつサメクチョン。

アロは父に外泊を怒られると思い、ビクビクしながら父の前にいた。
父は薬を煎じていた。
いつもとは違う父の様子にアロは気が付く。
重症の者がいるからしばらく診療は休むと言う。
誰かに聞かれても、暫く父は遠くに行ったと言えとアロに言う。
アンジはムミョンの治療に必死になる。
必ず助ける・・・。そう心に決め治療していた。
5日後、意識を戻すムミョン。
マンムンの死を思い出す。
心の痛みと体の痛みで顔を歪める。
表に出るとアンジの姿が目に入ったムミョン。
マンムンが助からなかったことを聞き、アンジを責めるムミョン。
医者なら助けられただろうとアンジに食って掛かる。

兄弟のように育ったマンムンを失い、生きる気力を失ったムミョン。
そんなムミョンの突然気を失う病を脈診から診たアンジは、
ムミョンの体を気遣う。
ムミョンのために通行札と衣服を用意する。
村に帰りたければ帰れとムミョンに言うアンジ。
ムミョンは、なぜ賤民は獣のように殺されるのか、
貴族は賤民を切ってもなぜ罪にならないのかとこの世の不条理をアンジに投げかける。
アンジは、切ない思いでそれが神国なんだと答える。

アロは食事に手を付けない重症患者が気になってしょうがない。
扉が少し開いている。重症と言われていた患者の背中が見える。
心配になり、父からは絶対に入るなと言われていたのに、ムミョンのいる部屋に
食事を持って入る。
ムミョンに話しかけるアロ。
ムミョンは背中を向けているのでアロの顔を見ていない。
まさか、酔っ払いのあの時の娘とは夢にも思っていない。
アロの声を聴いて、以前マンムンが妹の話をしてくれたことを思い出す。
6歳の妹の思い出を懐かしそうに話していたマンムン。
その話を気がなさそうに気だるそうに聞いていたムミョン。
妹をお前にやると言われ、マンムンに似ているような妹は嫌だとごねた思い出だった。
ムミョンは
「とにかく生きないと・・・。」
そうつぶやくと、マンムンの埋葬されたところに足を運んだ。
そして、マンムンの仇を取ることを誓う。

ムミョンとマンムンの養父にムミョンは会いに行く。
マンムンが亡くなったこと、そしてそれが自分のせいだと話す。
養父はそれが運命だったんだとムミョンに答える。
城壁を越えたのが間違いだったんだと養父に言われるムミョン。
しかし、ムミョンは敵を討つと決意を伝える。
そして、去っていくムミョンの姿を心配そうに見送る養父。
ムミョンはそんな養父に元気でいろよと声をかけ、心配させまいと威勢よく旅立っていく。

チソ太后は、ウィファに神国のために尽くすための親衛隊を
結成と、その名を「ファラン=花郎」とすることを承諾する。
そして、都にはファランへの入隊公募のお触れが張り出された。

ファラン あらすじ第3話

町にお触れが出される。
ファラン(花郎)。貴族の息子で眉目秀麗、質実剛健な人物を公募する内容。
貴族の息子たちは、興味津々。または無関心を装うものなどさまざまだ。
この公募に子供を人質に取られるようだと怒る臣下。
一方で神国を守り、王を守るのは当然という臣下。
パンリュの養父ヨンシルは、王を守る代価に王である真興王(チヌン王)=サムメクチョンの顔を見せるよう、チソ太后へ詰め寄るのだった。

アロはツケを払いに多易書を訪ねていた。
そこで割のいい仕事があると言われ、是非紹介してと意気込むアロ。
この多易書にはウィファもいた。
多易書の主人にファランに相応しい人物を探すことを頼んでいる。
その人物探しにアロが申し出る。

そして多易書にムミョンが訪ねてきた。
多易書の主人はムミョンを見て、あの首飾りがアンジの息子のものだと
アンジに教えたことを話す。
アンジに会えたのかという問いには無表情のまま答えず、剣が欲しいとムミョンは言うのだった。

剣を手に入れたムミョンは、玉打閣から出てきた男、
あの手首飾りをしたサムメクチョンを見つける。
慌てて追いかけるムミョン。
サムメクチョンはアロに会うため、何やら動き回るアロを追いかけていた。
しかしムミョンに尾行されていることに気が付く。
アロが入り込んだ小屋にサムメクチョンも入る。
追ってくるムミョンを察して
アロに声を出すなと手で口を覆うサムメクチョン。
追いかけて小屋に入ってきたムミョン。
隠れているサムメクチョンに、お前に友を殺されたと言うムミョン。
サムメクチョンはあの時の倒れていた二人の青年の事を思い出す。
一人は生きていたのか・・・。
狭い小屋の中を追いかけるムミョンと逃げるサムメクチョン。
このまま去れば、命は助けようとサムメクチョンはいう。
その必要はない、どっちみち俺がお前を殺す、とムミョン。
ここぞとばかりにムミョンが刃を向けた先には、なんとアロがいた。
声も出ないでいたアロ。
なぜここにいると剣を向けたままのムミョン。
アロがまだいたことに舌打ちするサムメクチョンだが、ムミョンに攻撃を仕掛ける。
ムミョンは腕を切られ、サムメクチョンは唯一の王の証の腕輪を落としてその場を逃げる。
結局サムメクチョンを取り逃がしたムミョン。

逃げきったサムメクチョンはパオといた。
どこかのお食事処のような賑やかなお店。
あの王の証である腕輪を失くしてしまったとパオに話す。
あれがないと、自分が王であることを知るのは母とお前だけだと
サムメクチョンはパオに言う。
その時、近くで飲んでいた民の会話が耳に入る。
王が姿を現さないのは、いちもつがなく、うつけものだからだと聞こえてくる。
サムメクチョンは呆れて笑うが、パオは腹を立て、殺す!と腹を立てていた。

アロは多易書にいる主人とウィファに自分の収集した情報を知らせていた。
解読不能のメモを見せるアロ。
ウィファはそれを見て、足で書いてもこうはならないと呆れている。
自分の情報を主人とウィファに語るアロ。
語るのは得意のアロ。
貴族の子息のありとあらゆる情報を流暢に語って聞かせる。
そんなアロがアンジ公の娘だと聞かされ興味を持つウィファだった。

足取り軽くスキップしながら家に帰るアロ。
すると、家の前にムミョンが立っていた。
アロはムミョンが先程の争いを見たことで、嫌がらせに尾行してきたのか
と心配する。
ムミョンはムミョンで、アロを見て自分を尾行してきたのかと思い、
サムメクチョンの仲間なのかと詰め寄るのだった。
アロが自分はここの娘ですと、家を指さす。
ムミョンはアロがマンムンの妹、アンジの娘だと知り、驚く。
アロは、その時ムミョンの衣服が、自分が兄のためにと繕った服と似ているのを見て
驚きで、思わずムミョンの衣服のあちこちを探る。
足を掴まれ、押し倒されるムミョン。
なぜ、貴方が私が兄にと縫った服を着ているの!と問いただすアロ。
そこにアンジが帰ってきて、アロはムミョンがあの重症患者だと知る。

アンジはこのままこの家にソヌとして留まれとムミョンにお願いする。
ムミョンはなぜ自分が貴方の子で、アロの兄にならないといけないのかと
その提案に反発する。
しかし、このまま賤民として都にいても、殺されるし賤民を匿った者も処罰される
ことをムミョンに話す。
ムミョンの奇病を治すためにも、仇を討つにも体が大事だと言って聞かせるアンジ。
そして、この気持ちは私ではなく、ソヌの気持ちだとムミョンを説得するのだった。
アロはムミョンが兄だと納得しない。
どうしてもムミョンを危険な人間だと父アンジに訴えるが、
アンジはあの首飾りを見せ、ムミョンがソヌだとアロに言う。
アロはムミョンに、兄だと信じないと食って掛かる。
ムミョンのふくらはぎや肩の蜂に刺された傷跡が見当たらないと
ムミョンを責める。
自分にも似ていないと泣き出すアロ。
そんなアロの頬に思わず手を添えるムミョン。
アロはその手を払いのける。
そんなアロに、
「そうだな、どこも似ていないな。」
と答えるムミョン。そして、アロを引き寄せアロの首の後ろの傷を見て
「まだ残っていたか・・・」
と静かに答えるムミョン。
以前、マンムンが妹の話をとても嬉しそうに懐かしそうに語っていた姿を
思い出すムミョン。
妹に会いたいと妹との思い出を散々聞かせてくれたマンムンの笑顔。
ムミョンはアロの兄になることを心に決める。
「お前が覚えていないことも俺に聞け、俺が覚えている。」
そうアロに言うムミョンだった。

アロはムミョンのことを、昼間の争い以外で会った気がすると
思いあぐねていた。
そして、酔っぱらったあの時、馬に跳ねられそうになる自分を抱き留め
助けてくれたのがムミョンだったと思い出すアロ。
まさか、あの時の酔っ払いが私だと気が付いてないわよね・・・。
けれど、アロはしっかりとアロがあの時の人物だと認識していた。
スホの妹スヨンに、どうしたものかと頭を抱えて話すアロ。
兄の存在なんているとうっとおしいけど、いないと物足りない。
そんなものよと諭すスヨン。

ムミョンとマンムンの養父ウルくのところに、左の口横に傷跡のあるヨンシルの手下のドゴが
ムミョンの行方を捜しに来ていた。
死んだと言うが、ドゴは信じない。

アンジの医院に、アロを訪ねてきたサムメクチョン。
アロは玉打閣の変人と言ってのけ、何しに来たのかと訝る。
サムメクチョンは、わざとらしく咳をしてみせ、体の調子を診てもらいに来たと話すが
実際はあの争いの後、アロがどうしているか気になり、心配してきたと言いなおす。

ファラン 第1-3話 あらすじ感想

イケメン集団勢ぞろいのこのドラマ。
K-POPや韓国若手俳優がお好みの皆様には、かなりのヨダレ物のドラマです。
まだ始まったばかりなので、お話の進みは先が読めません。
しかし、サムメクチョンの生い立ち。母との確執。
アロに興味を持っている様子。
ムミョンとアロのこれからの展開。
想像は色々しておきましょう。
自分もこの先をどうなるか、想像たっぷりに楽しみたいと思います。

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