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クルミットです♪
智異山は古くから数多くの人が登って来た山。
ある人には切なる願いを叶える希望の地で、ある人には無念の残る絶望の地。
満ち溢れる希望と残酷なる左折との境界であるこの山に、今も多くの人が様々な事情を抱えながらこの山に登っていて…。
【智異山-チリサン】(ネタバレあり)
1話
2018年、智異山国立公園ヘドン分所に新人レンジャー隊員が入所する。
彼の名前はヒョンジョで出勤早々遭難事故が発生し智異山に捜索に出ることに。
遭難者は14歳の少年・スンフン。
彼はいじめを受けていて、それを苦に山に入ったものと推測され、ヒョンジョは先輩レンジャー・イガンとペアを組み捜索を開始した。
山で自殺をしようとしているんでしょうね…
その後、広範囲で捜索活動が行われるもスンフンは見つからない。
さらに智異山に台風が接近し、次第に天候も悪くなって来ていて、レンジャー隊員たちは捜索を急ぐ。
そして大雨が降り始め、雷が鳴り響くなかイガンと捜索を続けるヒョンジョ。
するとヒョンジョは遭難者・スンフンのリュックを発見する。
そのリュックの中に智異山の野花の群生地で撮った家族写真が入っていた。
ヒョンジョとイガンはその場所に向かおうとするも、上司は「悪天候で危険だから撤収しろ！」と命じる。
2人がどうすべきか悩む中、ヒョンジョが負傷してしまい、2人は撤収を余儀なくされてしまった。
その後、スンフンの祖母に捜索が中断したことを告げるイガン。
それを聞いた祖母はその場で泣き崩れるのだった。
遭難した少年・スンフンは無事なのでしょうか…
その後、夜になりイガンは悪天候の中、1人でスンフンの捜索に出かける。
するとそれにヒョンジョもついて来て、2人でスンフンの捜索を行うのだった。
2話
イガンとヒョンジョが遭難したスンフンの捜索を行うなか、スンフンの祖母の元にスンフンからメールが入る。
これによりまだスンフンが生きていることを知った分所所長・テジンはイガンとヒョンジョに必ず探し出すよう指示するのだった。
その後、イガンとヒョンジョは遭難者が行きそうな場所を片っ端から調べる。
すると岩でできた洞窟のような場所で倒れて意識不明状態のスンフンを見つけ、ヒョンジョは急いで彼を担ぎ安全な場所へ運び仲間に渡す。
スンフンはまだ息があり、急いで救急車で病院に搬送されるのだった。
なんとか救出することに成功しましたね！
その後、イガンとヒョンジョはスンフンを見つけた洞窟に来ていて、そこで2人で話していた。
するとイガンは「なぜ遭難者がここにいると分かったの？」と尋ねる。
ヒョンジョは「頭に映像が浮かんだんです。遭難者の居場所が見えたのは初めてではありません…」と話す。
それを聞いたイガンは「ありえない…」と鼻で笑うのだった。
特殊能力なのでしょうか…？
そして少し時が流れ2020年…。
レンジャーの仕事から離れていたイガンが車椅子姿で復帰してくる。
分所所長・テジンがそのことをイガンの同期であるグヨンに伝えると、グヨンはイガンの仕事復帰に反対するのだった。
車椅子姿のイガン…。この2年の間に一体何があったんでしょう…
その後、イガンは捜索依頼を受けていた遭難者がいそうな場所を指示しグヨンに捜索させる。
するとそこで1ヶ月捜索しても見つからなかった遭難者が見つかるのだった。
テジンやグヨンは不思議に思い「なぜ居場所が分かったんだ？」とイガンに問う。
するとイガンは遭難者の捜索写真から誰かが遭難者の居場所のヒントとなる印を残していたと話す。
「誰かが私にシグナルを送り続けている…。私はそれが誰なのか知りたくて戻って来ました…」
イガンはそう話すのだった。
一方、ヒョンジュは昏睡状態で病院のベッドで眠っていた。
3話
2020年、仕事復帰したイガンは資料室で自分にシグナルを送り続けている人物が誰なのか調べていた。
しかしその手掛かりは見つからないのだった。
その後イガンは分所長・テジンと話していた。
そこでヒョンジョの話題になると、イガンは複雑な表情を浮かべる。
どうやらヒョンジョとイガンは少し前に雪山で事故に遭い負傷したようです
「なぜあの時ヒョンジョと雪山に行ったんだ？」
テジンがそう尋ねるも、イガンは「私たちは山を守ろうとしただけです…」と詳しい理由は話さないのだった。
雪山で何があったんでしょう…
時は遡り2018年…。
新人として入所し山で働き始めたヒョンジョは訓練のため登山をしていた。
そして、山頂にたどり着くと突然頭の中で不吉な映像がフラッシュバックする。
その映像では霧が立ち込める山中で誰かが負傷している映像で、その場所に遭難者がいるかもしれないと悟ったヒョンジョは脳裏によぎった風景と同じ場所へと向かう。
するとそこで1人の男と出会う。
話を聞くとその男は「1年前に失踪した父の遺骨を探しに来た…」と話すのだった。
その夜、智異山では多くの人が参加する法事が行われていた。
それは1995年の夏に起きた豪雨による水害の被害者の法事で、当時多くの観光客を始め、救助隊や消防隊など100人以上が犠牲になった事故だった。
何とも痛ましい事故ですね…
その後、ヒョンジョはイガンと話していた。
そこで昼間に出会った父の遺骨を探す男に協力したいと申し出たヒョンジョ。
さらにヒョンジョは「スンフンの時と同様に居場所の手がかりとなりそうな映像を脳内で見た」と話すも、イガンはそれを信じないのだった。
翌朝、ヒョンジョ1人で男に協力し、彼の父の行方を捜索することに。
しかし実はその男は父を捜索する息子ではなく指名手配中の詐欺師だった。
そうとは知らないヒョンジョは一緒に男と捜索を続けるのだった。
感想
1話では2018年にヒョンジョが新米レンジャーとして奮闘する姿が描かれました。
ヒョンジョの遭難者の居場所が分かるという不思議な能力は謎が多く、今後この能力の謎ついて明かされるのが楽しみですね。
2話では突然2年間の時が流れ2020年に。
そこではヒョンジョが昏睡状態で入院していたり、イガンが車椅子姿だったりと「この2年に何があったんだ？」と謎だらけでした。
今後少しずつヒョンジョやイガンに何が起こったのか明らかになっていきそうですね。
そして3話では再び時代は2018年になり、新米レンジャー・ヒョンジョをメインにストーリーが描かれました。
失踪した父の遺骨を探す男が実は指名手配中の詐欺師だったという展開には驚かされました。
しかしそのことを知らずに男に協力するヒョンジョ…。
次回どんな展開が待ち受けているのか楽しみです。