火の女神ジョンイ-37話-38話-39話-感想付きネタバレありで!

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ソン行首が死んだり、それによりファリョンが行首に就任したり、ジョンがガンチョンの不正を暴くため調査を開始したり、死んだはずのマプンが生きていたり、またもやジョンとユクトが器作りで勝負することになったり、色々あった前回。
そして今回、ユクトの器で薬を飲んだ信城君が突然苦しみ始め…。

【火の女神ジョンイ】(ネタバレあり)

37話

ジョンとユクトはそれぞれ信城君のための器を完成させ、信城君にどちらが優れているか審査してもらうことに。
するとユクトの器で薬を飲んだ信城君は突然苦しみ始める。
信城君は一命を取り留めるも、ユクトはそのまま投獄されてしまうのだった。
その後、信城君が倒れた原因が器に使用した土にあったことが判明する。
ユクトは器に干潟の土を使っていて、それにより信城君の海産物アレルギーを発症させてしまったのだ。

あらら、ユクトは信城君のアレルギーについてよく調べてなかったようですね…

これには宣祖は大激怒するなか、ガンチョンは息子が突然罪人として投獄されたことに困惑しショックを受ける。
そしてガンチョンは光海君に息子を助けて欲しいと頼むも、「私には何もできない…」と告げられ、絶望するのだった。
その後、光海君の計らいにより投獄されたユクトと対面したガンチョン。
そこでガンチョンはユクトが干潟の土を使った理由を知る。
実はユクトはジョンたちが干潟の土で器を作ろうとしている話を耳にし、その土を横取りしていたのだ。
元々ジョンが干潟の土を使おうとしていた事を知ったガンチョンはジョンの元に向かい「お前のせいだ!」と問い詰める。
するとジョンは「ユクトが土を盗むから悪いんでしょ!」と反論し、さらにユクトが釉薬も自分から盗んでいた事を明かす。

恐らくジョンは初めからユクトに土を盗ませるよう仕組んでいたんでしょうね…

ジョンが初めからこのことを仕組んでいたことを悟ったガンチョンは、それについて問い詰める。
しかしジョンは「私は知りませんでした」とシラを切るのだった。
その後、憤るガンチョンはファリョンの元へ行き「お前が土を仕入れたせいでゆくとは大逆罪に問われている!」と告げる。
それを聞いたファリョンは驚き、自分はジョンの協力者ではないと説明するも、ガンチョンはそれを信じない。
するとファリョンは「これはきっとジョンが仕組んでいたあなたへの復讐です」と言い、一緒にジョンの策略を止めようと提案するのだった。
一方、仁嬪キム氏は臨海君から入れ知恵され、信城君が倒れた件の黒幕は光海君の仕業なのでは?と疑い始める。
しかし光海君は信城君のアレルギーについて知らなかったことが判明するのだった。

38話

ガンチョンはジョンの元を訪ねると「ユクトが助けてあげて欲しい…」と土下座して頼む。

ユクトが無実だと証明できるのはジョンしかいないですからね…

しかしジョンは冷たい眼差しでガンチョンを見ながら「あなたの態度次第です…」と前置きした上である事を要求する。
それは父・ウルタムがかつてかけられた罪について真実を公にするということ。
ガンチョンは「ウルタムの件は真実だ」と主張する。
それを聞いたジョンは「ならもう結構です…」と突き放し立ち去るのだった。

ガンチョンがウルタムの冤罪を認め謝罪するつもりがないと悟ったようです…

翌日、ジョンはガンチョンに自分の条件を飲むかどうか聞きに行く。
するとガンチョンはお金を手渡しジョンを丸め込もうとする。

ウルタムの件についで真実を公にするつもりはないようです

その態度にジョンは呆れてしまい失望し、その場から立ち去るのだった。
一方、信城君が倒れた件の真相を調べる光海君は、ユクトが作った器の材料は本来ジョンが使う予定のものだった事を知る。
ジョンが仕組んだ陰謀だという可能性が高まり、光海君は複雑な気持ちになるのだった。
そんななか、宣祖は仁嬪キム氏に唆されユクトの処刑の執行を明日行う事に決める。
その知らせを受けた光海君は「まだことの真相が明らかになっていないのに…」と複雑な気持ちになった。

ユクトはこのまま処刑されてしまうのでしょうか…

その夜、ユクト本人にもそのことが伝えられ、ユクトは取り乱す。
するとそこに臨海君が訪ねて来て、臨海君は「今回の件を全て光海君の策略だったと嘘の証言すればお前も父親も助けてやろう」と唆す。
ユクトが困惑するなか、そこに光海君が現れ、その話を聞いていた光海君は臨海君に憤るり「あなたに王位は譲らない!」と宣言するのだった。

ここに来て兄弟間の後継争いも激化して来ましたね…

39話

ユクトの処刑が翌日に迫る中、ガンチョンは必死に宣祖に刑の取り下げを訴える。
しかしそれは聞き入れられずユクトの処刑の日を迎える。
処刑場へと連れて来られたユクト。
そして処刑が行われようとしたその時、武官がやって来て突然刑の中止を告げた。
実はジョンがユクトが使った土と釉薬について「自分が使うはずのものだった」と宣祖に証言し刑の取り下げを要求していて、それが聞き入れられたのだった。

間一髪のところでしたね…

助かったユクトはその後、ガンチョンと話していた。
そこでガンチョンは自分がかつて郎庁を決める勝負でウルタムを陥れた事を明かし、そのことでジョンが自分に復讐しようとしている事を明かす。
それを聞いたユクトは「やられた分はやり返してやる…」とジョンに憤りを感じるのだった。
その後、ガンチョンは今回の件の責任を問われ郎庁から解任され、代わりにサスンが郎庁に就任。
さらにジョンは王命により沙器匠として器作りに従事することが決まった。
その知らせを受けたジョンは目に涙を浮かべ喜ぶのだった。

ついに夢だった初の女性沙器匠になりましたね!

一方、これまでの地位を失ったガンチョン・ユクト親子は「いつかまた分院に戻って来てやる…」と密かに復讐心を燃やしていた…。

感想

ジョンとユクトは信城君の器作りで勝負し、ユクトが大逆罪で投獄され処刑が決まるも直前でジョンにより助けられたり、ユクトとガンチョンはこれまでの地位を失いジョンは初の女性沙器匠に就任するなど、今回も様々な展開がありました。
ユクトの処刑が決まり、ガンチョンが息子を救うために奔走するも全く聞き入れてもらえず絶望する場面は息子を思う父の気持ちに少し同情し、少し可哀想になりました。
最終的にはジョンに助けられたユクトですが父・ガンチョンと共に地位を失ってしまいましたね…。
今後2人はまた舞い戻るために何か仕掛けて来そうなので、どんな展開が待ち受けているのか気になるところです。
そしてジョンはついに夢だった沙器匠に就任しました。
師匠のサスンも郎庁に就任したので、分院がどうなっていくのか楽しみです。

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