火の女神ジョンイ-28話-29話-30話-感想付きネタバレありで!

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ジョンは視力を失うものの分院に戻り花瓶を作ったり、ユクトとの勝負で分院を追放されるも不思議な力でジョンの視力が戻ったり、村人を救うために器作りを始めたり、色々あった前回。
そして今回、光海君は各地で流行している腹痛の原因が木の器にある事、さらにそれを解消するためにジョンが陶器の器を作り村人に配っている事を知り…。

【火の女神ジョンイ】(ネタバレあり)

28話

ジョンが器作りに精を出すなか、光海君は腹痛に苦しんでいた。
そしてしばらくして腹痛は治り、その原因について調べることに。
その後、光海君は腹痛の原因が汚れていた木の器だと知る。
さらに沙器匠と名乗る人物が陶器の器を作り村人たちに配っていて、その器を使うことで腹痛問題が解消されることを知った光海君はその人物に会いに行くことに。
そして光海君は人物がジョンだと知るのだった。
その後、王宮に戻った光海君は民の腹痛の流行の原因が木の器にあることを宣祖に報告し、分院の器を民たちに売ることを提案する。
しかし宣祖はそれを拒む。

宣祖は王室の陶器を作る分院で民の器を作ることに納得できないようです…

しかし光海君は「王室が民のために尽力していることを見せれるチャンスです」と説得すると宣祖は分院で民のための器を作ることを認めるのだった。
その後、光海君は分院の沙器匠たちに民のための器作りを命じるも、ガンチョンを始め沙器匠たちはそれを拒否する。

王室の陶器を作ってきた自分たちが民の器は作れないという変なプライドがあるみたいです…

この事態に光海君はジョンに民たちの器を作ってもらうためにジョンに「分院に戻ってくれないか?」と説得。
それによりジョンは分院に戻り民たちの器作りをすることに決めるのだった。
その後、ジョンが分院に戻ってきた事を知ったガンチョンは驚くなか、光海君から「ジョンが怪我をした窯での事故はそなたの護衛・マプンが犯人だ。徹底的に調べるからな」と宣戦布告。
そして光海君がマプンを問い詰めると、マプンは「すべてを任されているジョンを妬んでいた…。怪我をさせるつもりはなかった…」と犯行を自白する。
それを聞いたジョンはマプンに同情し「彼を許してあげてほしい」と光海君に言うのだった。

マプンはガンチョンの指示だったとは言わなかったですね…

その後、ジョンは周りの沙器匠たちから冷たい目で見られながらも分院で民のための器作りを始める。
そして完成した器を腹痛で苦しむ村々へと届け、その甲斐あり各地で起きていた腹痛の流行も治っていくのだった。

29話

各地で起きていた腹痛の流行は治り、ジョンは役目を終えたとして分院を去ろうとしていた。
そんななか、テドはジョンの育ての父・ウルタムを殺した人物がマプンだということ、そしてその黒幕がガンチョンだと知る。
そしてそれをジョンに伝えると、ジョンは父の恨みを晴らすために分院に残ることを決意し、ガンチョンに「あなたを倒します!」と宣戦布告するのだった。

ガンチョンは「やれるならやってみろ」と余裕の表情ですね…

その後、ジョンは師匠・サスンから父・ウルタムとガンチョンが郎庁の座を巡る因縁があった事を聞く。
するとジョンは「郎庁の座をガンチョンから奪えば復讐できるんですね…」と呟くのだった。
一方、仁嬪キム氏は臨海君と話していた。
腹痛の流行を解決した件で世継ぎが光海君になる可能性が高くなったと考えている仁嬪キム氏は、「このままだと光海君の世になってしまう…。それを阻止するためにあなたが世継ぎになるのをサポートするわ。その代わりにあなたが王になっても息子・信城君の立場は守ってください」と頼む。
それを聞いた臨海君は仁嬪キム氏に世継ぎになるためのサポートを頼むのだった。
そんななか、宣祖のお気に入りの壺の蓋が割れてしまい、ユクトとジョンは新しい蓋作りで勝負をすることに。

蓋だけを作るのはとても難しい作業のようです

一方、ファリョンはガンチョンと倭国の武士・ケンゾウと器の密売取引の話をしていた。
するとソン行首はファリョンがガンチョンと共謀し自分に隠れて取引を始めようとしている事を知り憤るのだった。
「今回は目を瞑るが、今度同じ事をすれば商団から追い出す」
ソン行首はそうファリョンを脅すのだった。
その後、蓋作りで勝負をすることになったユクトとジョン。
するとユクトは「もしお前が蓋作りに成功すればお前を沙器匠にしてやる」と自信満々にジョンに言ってしまう。
その言葉にガンチョンは「なぜそんな事を言ったんだ!」と困惑するなか、ユクトは自信があるようで「ジョンは必ず失敗し自分に負けますから安心してください」と話すのだった。

ジョンからすれば沙器匠になれるチャンスですね

30話

大提学は朝会で、光海君を王位に就かせ国を再建すべきだと宣祖に告げる。
それを聞いた宣祖は大激怒し、光海君は突然の大提学の宣言に困惑するなか、宣祖は光海君が大提学を唆したのでは?と疑い始めるのだった。

自分が生きているのに王位を譲るべきだと言われればそりゃ腹が立ちますよね…

一方、テドはマプンを追い詰めていた。
するとそこに役人が現れマプンを捕らえ投獄。
さらにテドもその場で捕らえられた、投獄されてしまうのだった。
その後、マプンはガンチョンの口利きにより釈放され、しばらく都を離れることにするのだった。
そんななか、臨海君は光海君を陥れるため、光海君が王の座を奪王としていると宣祖に話す。
それを信じた宣祖は激怒するのだった。
一方、ジョンとユクトは互いに壺の蓋作りに励んでいた。
すると、ジョンを手伝う者がユクトの蓋を誤って割ってしまうというトラブルが発生する。
ユクトは「ジョンが自分に勝つために指示したんだ!」と大激怒するのだった。
その後ユクトは大急ぎで蓋を作り上げ、ジョンと一緒に宣祖に提出。
ジョンはアイデアが込められた蓋を作り宣祖を喜ばせるも、元々の蓋に近いものを作ったユクトの蓋を選び、勝負はユクトに軍配が上がるのだった。

ジョンは勝負に負けたので沙器匠にはなれませんでしたね

そんななか、自分に盾突いた大提学のことが気に入らない宣祖は大提学の職を解任し流刑にすると宣言。
これにより大提学は都から追放されてしまった。
それに納得できない光海君は流刑を撤回するよう宣祖に訴えるも、宣祖は聞き入れないのだった。
その後、それを知った仁嬪キム氏は「次は光海君ね…」とほくそ笑んでいた…。

感想

光海君がジョンを分院に戻し各地で起きていた腹痛の流行を食い止めたり、ジョンが分院に残りガンチョンに父・ウルタムの復讐をする事を決めたり、ジョンとユクトが宣祖の壺の蓋作りで勝負をすることになり、その勝負でユクトが勝利したり、今回も様々な展開がありました。
ジョンとユクトの勝負の場面では、ユクトの方が割れた元々の蓋を再現していたということでユクトが勝利しましたが、ジョンは新しいアイデアを盛り込んでだりしていて、沙器匠としてはジョンの方が優れている面が垣間見れましたね。
各地で起きた腹痛の流行を器で終息させたジョンは大活躍でしたね。
そして今回、ジョンは父・ウルタムを殺した黒幕がガンチョンだと知りましたね。
ガンチョンから郎庁の座を奪い復讐しようと分院に残ったジョンに今後どんな展開が待ち受けているのか気になるところです。
また王宮では仁嬪キム氏が裏から手を回し光海君を排除しようという動きが活発化してきました。
光海君はこの逆境にどう立ち向かっていくのか、次回どんな展開が待ち受けているのか楽しみです。

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