チュモン(朱蒙)-73話-74話-75話-感想付きネタバレありで!

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チュモンたちが玄菟城を攻めたり、ヤンジョン&テソの連合軍と戦いを繰り広げたり、ヤンジョンを討ち玄菟城を制圧するなど、色々あった前回。
そして今回、高句麗建国に伴い誰が王になるのかといういざこざが起こり…。

【チュモン(朱蒙)】(ネタバレあり)

73話

チュモンたちは高句麗の建国の準備を進めていた。
そんななか、桂婁では高句麗が建国された際に誰が国王になるのかが話し合われていて、ソソノ派とチュモン派の勢力に分かれていて、揉めはじめていた。
この状況にチュモンは憤りを感じ「そんな権力のことで揉めるなんてもってのほかだ!私はどっちでも構わない」と部下たちに告げるのだった。

誰が王になるんでしょう…

その後、チュモンは自分の部下やソソノと彼女の周辺の人間を集めて話をすることに。
そこでチュモンは「私は王にはなりません。権力が欲しくて建国するわけではないので…」と宣言する。
するとソソノはそれに反対する。
チュモンは「ひとまず自分の考えを述べた。王位のことでこれ以上分裂しないように」と告げ、その場から立ち去るのだった。

果たしてどちらが王になるのか…

一方、扶余では大使者がクムワの飲み物に毒が混入されていることを知る。
テソの仕業だと思い、テソに詰め寄る。
しかしテソは何も知らず、それを聞き驚く。
そしてすぐにヤンソルランの仕業だと確信し、彼女を呼び出すのだった。
テソはヤンソルランに毒の件を話し、「二度とこんなマネはするな!」と叱責するのだった。
一方、王を誰にするか問題で揺れる卒本。
するとヨンタバルはこの解決方法として、チュモンとソソノの結婚を提案する。
ヨンタバルはそれをソソノに話すと、ソソノは複雑な表情を浮かべるのだった。
同じ頃、モパルモもチュモンに王位問題の解決策として、ソソノとの結婚を薦めていた。
それを聞いたチュモンは結婚により国の分裂が防げて一つになるならと思い、ソソノと結婚しようと決め、ソソノにプロポーズ。
ソソノもそれに応じ、2人は高句麗の建国と同時に結婚することになるのだった。

チュモンが王、ソソノは王妃になりましたね

74話

15年後…。
チュモンとイェソヤの息子・ユリは商談の闇取引を手伝うなどし、お金を稼ぎながら母と2人でプゴクチョの国境の村で暮らしていた。

イェソヤは病気で弱い体になっているようです

イェソヤは悪事に手を染めるユリを心配しながら、チュモンへの想いを断ち切れずにいて、夜な夜な涙を流していた。
一方、チュモンは高句麗の王として国のために仕事をする日々を送っていた。
この15年間でソソノとの間に2人の息子が生まれ、その息子も成長していた。
一方、扶余ではクムワが病気で寝たきり状態に陥っていた。

クムワ、まだ生きていたんですね

そんななか、ヨンポは漢で商団を率いる存在になっていて、久しぶりに扶余へと帰って来る。
そしてヨンポは「扶余は漢と手を組み高句麗を討つべきだ」とテソに提案するのだった。
そんなある日、ユリはある仕事を頼まれる。
詳しい内容は伝えられないまま現場へ行くユリ。
その仕事は扶余の兵として、通りかかった高句麗の商団を襲撃するというもので、ユリは言われるがまま他の兵たちと商団を襲撃するのだった。

その商団にはチュモンの息子もいて、奇しくもチュモンの息子同士が刀を交えることになりました

チュモンの息子は負傷しながらも高句麗に帰還し、チュモンに扶余の兵に襲撃されたことを伝えるのだった。

75話

ユリが闇取引を手伝っていた商団のチャンが逮捕されてしまう。
「このままだと自分も逮捕されてしまう…」
そう思ったユリは、母・イェソヤに事情を説明して、一緒に逃亡することに。
一方、チュモンは部下から国境近くの村でイェソヤを目撃したという話を聞き衝撃を受ける。
その後、部下に村を捜索させるも、すでにイェソヤは姿を消していて、見つけられないのだった。

チュモンとイェソヤが再会できる日は来るのでしょうか…

一方、ヨンポは扶余の兵に高句麗の商団を襲撃させたことで、高句麗が扶余に攻撃を仕掛けると思っていたが、その作戦は失敗に終わる。
その後、ヨンポは改めて漢と手を組み高句麗を倒そうとテソに提案するも、テソはそれを断るのだった。
そんななか、クムワはテソに王位を譲ることを宣言する。
王妃とヤンソルランは「ようやくこの日が来た」と喜ぶ。
そしてその後、このことはチュモンの耳にも入り、それを知ったチュモンは複雑な気持ちになるの。
そして「テソが王になれば高句麗に攻撃を仕掛けて来るかもしれない」と考え、部下たちに警戒するよう話す。
すると部下からは「攻撃を待つのではなく、こちらから先に攻撃を仕掛けるべきでは?」という意見が出るのだった。

チュモンはどうするのでしょう…

そんななか、チュモンはテソの即位式に参加することを決める。
それを聞いたソソノは「命が狙われるかもしれない」と反対するも、チュモンは聞き入れず参加することにするのだった。
その後、チュモンは仲間と共に扶余入りし…。

感想

高句麗建国に伴い誰が王になるのかといういざこざが起きたり、時は15年後に飛び成長したユリの姿が描かれるなど、今回も様々な展開がありました。
高句麗の王に関するいざこざはチュモンとソソノが結婚するということで解決していましたね。
74話ではいきなり15年後に時が飛び、ユリがたくましく成長していて、驚きました。
他にも様々な変化があり面白かったです。
15年後もクムワが生きていたのは驚きでしたね。
そしてラストにはクムワがテソに王位を譲る展開になりました。
テソが王になり扶余はどうなっていくのか、そして即位式に参加するために扶余入りしたチュモンはどうなるのか、今後の展開が楽しみです。

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