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クルミットです♪
受験生にとって人生を決めるとまで言われている修能試験が終わり、
次の正規職員採用が始まった。
6年間臨採として大峙高校で働いているチ先生かハヌルか、選考する部長教師達も
考えを決めかねていた。
【ブラックドッグ】(ネタバレあり)
ブラックドッグ 13話
教え子たちが卒業した。
「先生、ありがとうございました」
そう言って去った生徒達を見て、本当の教師になれた気がするとハヌルは思う。
臨採でも、正規でも関係ない。
本当の教師にはなれるのだ。
結局、大峙高校での国語科正規採用合格者はいなかった。
チ先生も辞め、臨採新任教師のほとんどが大峙高校から去って行った。
教師生活が楽しくなっていただけに、みんなが去ったら寂しさがありますよね
共に1年間戦った先生が去って、その机を見るたびに切ない気持ちのハヌルに
チ先生からメールが届く。
「私立高校の正規に合格しました」
何よりも嬉しい連絡だった。
学校が少し落ち着いてソンスン先生は、自分の息子が気になっていた。
中学に入学してどんな生活をしているのか自分の仕事が忙しくて
関りが少ないと思っていた。
学校の先生だから、なかなか時間を合わせるのは難しいのかな
中学校にいってソンスン先生は愕然としていた。
息子が内向的であまり学校になじんでいないと言われた上に、
成績がクラスで25人中23人だというのだ。
今まで、他の生徒に集中するばかりで自分の子を放任していたのかと
言葉も出なかった。
次年度に向けてソンスン先生は、教務部長になって欲しいと言われるが
進学部長として1年間頑張りたいと希望を出す。
息子の事もあったが、大峙高校の進学部でもまだやりたいことがあった。
ブラックドッグ 14話
教務部長だったムン先生は教頭先生になった。
校長先生は名誉教師という名の降格。
韓国大学に生徒を送り込んだのになぜ?とソンスン先生は思っていたが、
何か派閥が関係しているようだ。
国から2年後に文理融合化が発表される。
今まで文系と理系に分けて教育をしていたが、今後はどちらもやるという事になるようだった。
困惑したのは生徒だけではなく、教師も同じだった。
どうすればいいのか、会議を重ねた結果イカロスの定員を増やそうというのだ。
定員が増えたことにより、3等級の生徒は絶対に入れないとなり校内で不満が出る。
イカロスの授業を担当する教師にメールが届く。
それは一方的で、人気のない教師には何をするか決められたメールだった。
そのメールが届いたときに、ハヌルは何も相談してくれない学校に悔しい気持ちを持った。
よく考えてみると、それは自分にも当てはまり生徒に文系か理系か選ぶように言ったけれど
そもそも、その生徒が大学進学を望んでいるのか。
自分も何も聞いていなかった、生徒の気持ちを考えずに一方的に話していただけだった。
その時、イカロス自習室を荒らした生徒が捕まる。
その生徒が言う
「だって、不公平じゃないか!僕たちだって大峙高校の同じ生徒なんだ」
教師たちは何も返す言葉がなかった。
生徒の悲痛の叫びでしたね。頭の良い子だけを持ち上げると絶対にこういう不満は出る
ブラックドッグ 15話
ハヌルを守って殉職した教師の自宅にたびたび顔を出していたハヌル。
そこで配達員として働く大峙高校のファン・ボトンと出会う。
何となく陰のある姿が気になっていたが、ファン・ボトンが退学をするという。
ソンスン先生が1年生の時に担任で、「とても冷たい先生だ」とハヌルに話していたのを
なぜか気になっていた。
退学するにしてもしないにしても、その前に話をしなくてはいけないと思うハヌルは
メールを欠かさずしていた。
やっと学校に来たボトン。
彼を止める事はできないが、新しい未来に向かって背中を押すことはできた。
学校ではイカロスが大問題となっていた。
生徒や保護者の不満が大爆発して、存続が危うくなってきた時
イカロス存続を投票で決めようと教師の中から意見が挙がる。
生徒と教師で投票をすることになりその結果、「廃止」が決定する。
ほっとして顔を見合わすソンスン先生と元校長のピョン先生だった。
イカロスは高く飛んで、あっという間に落ちた伝説のように。
選抜クラスは、何かと嫉妬を生みやすいかもしれない。特別感がありすぎです
イカロスを廃止する事により、レベル別の授業や文理融合授業を充実させようという
動きが出る。
教師たちも少なからずイカロスに振り回されていたのかもしれない。
ブラックドッグ 13話・14話・15話 まとめ
選抜クラスは、先生から一目置かれているように思えるし差別されていると
感じる生徒もいるのかもしれないと思いました。
私立高校は、どこの大学に入れたかというのが実績になって翌年の生徒集めに有利というのも
よく分かるけれど、成績のよくない生徒は辛い学生生活になってしまうのかなと思いました。