【ブギウギ】第4週のネタバレあらすじと予告!ストライキの代償とスズ子の出自は史実?

ブギウギ・16話

第4週「ワテ、香川に行くで!」(10月23日~27日)は梅丸少女歌劇団のストライキ、いわゆる「桃色争議」が継続中。しかしストライキの代償は大きなものだった?!果たして何が起きのか。また、明らかになったスズ子の出自とは?ドラマの展開は史実だったのかも検証してみます。

今回は【ブギウギ】第4週のネタバレあらすじと予告について。

【ブギウギ】第4週のあらすじ

第4週のあらすじ

スズ子()や大和礼子()たち団員は、会社が人員削減と賃金削減を通告したことに抗議。団員たちは山寺にこもり、舞台の稽古を続けながら待遇改善を勝ち取るためのストライキを始める。
ある日、数人の親たちとともにツヤ(水川あさみ)と梅吉()が差し入れを持って山寺を訪れた。騒がしい両親が恥ずかしいスズ子だが、応援してくれる両親に感謝した。
ピアニストの股野はオーケストラを目指すとのことで退団した。山寺の住職や地元の人々はスズ子たちを応援してくれたが、ストライキの代償はあまりにも大きなもので…。
桃色争議から1年後の昭和9年(1934年)。ツヤの元に妹・タカ(西村亜矢子)から手紙が届く。ツヤの実家の手袋工場の得意先で地主の「治郎丸(じろうまる)家」の法事に、スズ子を出席させてほしいという内容だった。治郎丸家のじいさん、和一(石倉三郎)が梅丸少女歌劇団のファンで、スズ子に会いたがっているらしい。
ツヤに促されたスズ子は、弟・六郎(黒崎煌代)とともに香川へ。香川の親戚に会うのはスズ子にとって久しぶりだったが、母の実家では歓迎された。翌日、治郎丸家へ行く。すると、地主の治郎丸和一(石倉三郎)の様子が少しおかしくて、スズ子は気がかりだ。そんな中、スズ子は、それまで聞かされていなかった家族に関する事実を知る。

【ブギウギ】第4週のネタバレ

第4週のネタバレあらすじ

ストライキの大きな代償とは、大和(蒼井優)と橘(翼和希)の退団だった。…会社が団員たちの要求をのむ代わりに、トップスター・大和礼子と男役トップ・橘アオイが騒動の責任を取って退団することに!
スズ子は「2人がおらな、梅丸は梅丸やないわ。みんながおらんと寂しい言うたの大和さんでっしゃろ!ワテらも2人がおらな、寂しいわ!」と猛反対し、涙ながらに訴える。団員たちも泣いている。しかし結論は覆らなかった。
翌日、辞めた楽団員や桜庭和希(片山友希)が復帰。稽古が始まる。舞台でのスズ子たちのラインダンスは観客を魅了した。
昭和9年(1934年)。ツヤ(水川あさみ)に促されて、スズ子と六郎は治郎丸菊三郎の法事へ。母の実家の会社の得意先で地主の治郎丸和一(石倉三郎)が梅丸のファンで、スズ子に会いたがっている…と、スズ子は聞いていた。
亡き菊三郎は治郎丸和一の息子だ。しかし和一の様子が変だった。ツヤの母・トシ(三林京子)やツヤの妹・大西タカ(西村亜矢子)は必死に何かをごまかそうとしている。しかし、隠し切れなくなったタカは、スズ子の本当の父親は菊三郎であることを明かす。

【ブギウギ】第4週│ストライキの代償は史実?

ストライキの代償は、なんとトップスター・大和礼子と男役トップ・橘アオイの退団!2人は2週目からの登場だと思いますが早くも退場です。

ストライキの代償は史実だったのか調べてみます。

この2人はモデルは公式には明らかになっていないですが、史実の桃色争議で争議団長に据えられたのが飛鳥明子という人物です。↓

大阪においては松竹楽劇部が、待遇条件の改良要求が拒否されたことから会社側と一触即発の状態になった。楽劇部員たちは一番人気の飛鳥明子を争議団長に据え、舞台をサボタージュしたうえ、遂に6月28日、三笠静子(後の笠置シヅ子)、美鈴あさ子(後のアーサー美鈴)、秋月恵美子、芦原千津子ら70余名の部員が高野山の一宇に立てこもり、弘法大師(空海)ゆかりの霊峰に「トラスト反対」などと大幕をひるがえして演説をぶち、参詣客の度肝を抜いた。
(中略)
少女たちに追い風が吹くなか、大阪では7月8日手打ち式が行なわれ、7月15日東京で「協定文」が読み上げられて、飛鳥は退団、水の江が謹慎となったものの、週休制と最低賃金の設定に成功した争議団側の勝利に終わった。

ウイキペディア「桃色争議」より

桃色争議の結果、争議団側の勝利に終わったものの、飛鳥明子は退団となっています。この展開もドラマは踏襲していますね。

ちなみに、飛鳥明子が所属する「大阪の松竹楽劇部」は現在のOSK日本歌劇団。【ブギウギ】の梅丸少女歌劇団のモデルです。

ということで、大和礼子のモデルは飛鳥明子の可能性が高いです。なんだか、大和と飛鳥ってなんとく「歴史」の勉強で聞き覚えありますよね。調べると大和朝廷による古代国家の基礎が整えられた時期である「大和」時代は古墳時代と「飛鳥」時代を合わせた時代のことだそうです。まあ、大和も飛鳥も近い時期の言葉ですね。

一方、男役トップ・橘アオイのモデルは水の江瀧子っぽいです。でも水の江さんは東京松竹楽劇部(後の松竹少女歌劇部、松竹少女歌劇団、松竹歌劇団)第1期生です。男役で短髪だった水の江さんですが、東京の争議委員長。大阪で起きた争議ではないし、退団にもなってないので、モデルというわけではなさそうです。

【ブギウギ】第4週┃スズ子の出自は史実?

スズ子の出自は史実なのでしょうか?

モデルの笠置シヅ子さんの生い立ちは…↓

1914年(大正3年)、香川県大川郡相生村(現在の東かがわ市)に生まれる。本名は、亀井 静子。父は砂糖業を営む豪農の息子で、母はその家の家事見習いとして同居していたことから結婚を認めてもらえず、母は生後間もない静子を連れ実家に戻った。
しかし、母乳の出が悪く、出産のために里帰りしていた大阪市福島区の米屋の妻だった亀井うめに貰い乳をしていた。結局、その貰い乳をしていた女性が自分の実子と一緒に静子を大阪に連れて帰り養女となったが、シヅ子が自身の出生について気づくのは後年になってからであった。

https://hakameguri.exblog.jp/29946262/

大阪市福島区の米屋の妻だった亀井うめが、花田ツヤのモデルでしょう。

ウイキペディアでは「父親が生後間もなく亡くなり、母親は相生の実家に戻りますが、乳の出が悪く…」と、実の父親が早くに亡くなっていると書いています。ドラマでも菊三郎がすでに亡くなっていますね。

生みの母が結婚を反対されていたのも史実通り。

「生みの母は実家に」というのはドラマでは、実家からも拒絶されるに変更。

「貰い乳をしていた」という部分は、ドラマでは生みの母がツヤの実家で出産に改変されています。(次週で明かされます)

「シヅ子が自身の出生について気づくのは後年」というのもドラマは史実通り。その後年っていつのことなのかは不明ですが…。

生みの母と亀井うめの関係や展開は創作かもしれないのですが、ドラマでどう自然に創作、演出するのかは注目ですね♪

親の大反対で養子に出すとか現代ではそれほど考えられない状況なので、当時の状況も踏まえて視聴したいと思います。

いや、現代ではないとは言い切れないですね。10代の出産とか自分で育てられない状況は現代でもあるとは思います。

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