【ブギウギ】12話ネタバレと感想
朝ドラ【ブギウギ】第3週「桃色争議や!」第12話(第12回)が2023年10月17日(火曜)に放送。
大和礼子()演出の公演に向けた稽古が始まった。しかし、その厳しさに劇団は空中分解寸前。桜庭()は稽古を休み、新人たちはやめたいと言い出してしまう。
今回は【ブギウギ】12話のあらすじネタバレ・感想・出演者について!
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【ブギウギ】12話のネタバレ
【ブギウギ】12話のあらすじネタバレです。
大和礼子(蒼井優)が演出の公演に向けた厳しい稽古が始まった。スズ子(趣里)はなんとか良い役をつかもうと必死に稽古に取り組んでいた。
ある日、同期の桜庭和希(片山友希)は後輩の秋山美月(伊原六花)と比べてダメだと言われ、落ち込み、ついには稽古を休んでしまう。
さらには、秋山の厳しい指導を受けた新人たち全員が、やめたいと言い出してしまう。スズ子はなんとか劇団をまとめようとするのだが…。
スズ子(趣里)がランチから戻ると、花咲少女歌劇団から移籍してきた後輩の秋山美月(伊原六花)が、廊下に新人3人を立たせて激しく指導していた。
秋山「大和さんも言うとったやろ?今回は先輩も後輩も関係ないねん。あんたらも出るチャンスあんねん!なんで頑張らんのや」
秋山が去った後、スズ子が3人に事情を聞くと、「『才能ないなら辞めえ』って…」と言われたと語る。さらに後輩は、スズ子は才能がないのになぜ続けられるのかと質問。スズ子は「先輩やぞ」と軽く怒ったが、答えられなかった。
スズ子は秋山をランチに呼び出し、話を聞く。
スズ子「あんたなぁ、新人追い詰めてどうすんねんな」
秋山「追い詰めてませんよ。やる気無いんやったら辞め言うただけです」
スズ子「才能無いなら辞め、言うたんやろ。みんながあんたや大和さんみたいに才能あるわけやないやろ?才能無かったら続けたらアカンのか?」
秋山「才能言うのは、頑張る才能のことです。それが無いんやったら辞め言うただけです」
秋山は「踊りの仲間で目標やった子がおって、一緒に花咲受けた」と昔の話を回顧する。2人とも花咲に合格したが、その子は入学前に事故でケガをして踊れなくなってしまった。
秋山「想像もつきません。踊れんようになるって、どういうことか。せやから、花咲入って、どっか余裕ある人見ると腹が立つんです。それで、ケンカして…」
スズ子「辞めたん?」
秋山は「はい」しかし「やっぱりまた踊りとうなって」
秋山は梅丸少女歌劇団の林部長(橋本じゅん)に誘われて梅丸に移籍したという。
秋山「せやから、恩もあるし…。梅丸、もっと大きくして花咲抜いたろとも思ってます。せやからこの調子で厳しくやりますよ。嫌われるんは慣れてますから」
秋山から移籍した理由やダンスへの情熱について打ち明けられたスズ子は、浮かない表情で帰宅。
母・ツヤ(水川あさみ)が「タイ子ちゃん来てんで」と告げる。
スズ子が喜んで居間へ行くと、映画の脚本を執筆中の父・梅吉(柳葉敏郎)が芸者見習いになっているタイ子(藤間爽子)に取材中だった。
スズ子「芸者さんの見習いどない? つらいことない?」
タイ子「つらいことないで。楽しいことの方が多いわ」
タイ子は笑顔でそう答えた。
鈴子は父の脚本執筆を「書く書く病の発作やねん」と言うと、タイ子は「そやけど、ずっと続けてはるのはえらいわ」と感心していた。鈴子は「えらないわ。才能もないのに」と告げる。しかし梅吉は「やめたらそこで終わりや。続けるのが一番難しいんや」と鈴子に伝える。
スズ子は父の言葉と大和礼子に言われたことが重なる。そして、皆がもがいているならワテももがくしかないと覚悟を決めて練習に励む。(つづく)
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【ブギウギ】12話の感想
【ブギウギ】12話の感想です。
才能とは頑張ること!続けること!
秋山美月は「才能とは頑張ること」とスズ子に告げました。
一方、父・梅吉は才能がなくても「続けること」の大事さを説きました。
やめたら終わりって、スラムダンクの安西先生みたいな事を言いますね(笑)
スラムダンクはバスケットボールの漫画で安西先生はとある選手に「諦めたらそこで試合終了ですよ」と声をかけました。
たしかに、脚本を書くことをやめたら終わり、完成しませんし、採用もされません。
試合も同じです。
才能があることにこしたことはないのですが、才能がなくても続けること、がんばり続けることができることはとても大事。
というか、それだけ頑張り続けることができるのも一種の才能でしょうね。
将来、スズ子が戦後の大スターになることは分かってはいますが、今はつらい時期。
スズ子の奮闘、苦しさとの向き合い方にとても勇気をもらえる第12話でした。
【ブギウギ】12話の出演者
【出演】趣里,蒼井優,,水川あさみ,柳葉敏郎,橋本じゅん,翼和希,清水くるみ,伊原六花,片山友希,森永悠希,藤間爽子,黒崎煌代,福徳秀介,後藤淳平,琴海沙羅,唯城ありす,丸山凛桜,奥野此美 ほか
【語り】高瀬耕造
【作】足立紳
【音楽】服部隆之
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