朝ドラ【ブギウギ】第14週「戦争とうた」第66話(第66回)が2024年1月6日(金曜)に放送。
戦況が悪化する中、富山に慰問に来ているスズ子(趣里)と鹿児島で特攻隊員のために歌うりつ子()。それぞの思いを胸にステージに立つ二人…。「戦争とうた」が描かれて…。
今回は【ブギウギ】66話のあらすじネタバレ・感想・出演者について!
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【ブギウギ】66話のネタバレ
【ブギウギ】66話のあらすじネタバレです。
鹿児島を訪れているりつ子は、特攻隊員たちを前にステージに立った。聴きたい曲を募ると、一人の特攻隊員が「別れのブルース」をリクエスト。他の隊員たちも次々に「大好きな曲です」「お願いします」と同じ曲をリクエストした。それを見た上官がそっと席を外した。
りつ子は「別れのブルース」を歌唱。その後、隊員たちが…
「勇気づけられました」
「もう、思い残すことはありません」
「元気でゆきます」
「迷いはありません」
「いい死に土産なります」
「晴れ晴れとゆけます」
「覚悟はできました」
と次々と感謝を述べる。
りつ子は舞台袖に駆け込み、膝から崩れ落ち、嗚咽した。
一方、 富山に慰問に来ているスズ子は、女中・静江(曽我廼家いろは)の戦死した夫への思いを聞き、この人のためにも歌わななければいけないと決心する。
翌日。朝刊にて、広島に新型爆弾が落ちて焼け野原になっていることが報じられた。愛助(水上恒司)は驚きを隠せない。
富山のスズ子たちも新型爆弾のニュースを聞いた。小夜()は「おっかねえ」とおびえた。
公演にて。スズ子は最後の曲として、六郎からの手紙を手に「大空の弟」を歌い、静江も娘の幸とスズ子のステージを見守った。
スズ子の歌う姿を見ながら、静江は夫からの手紙を取り出し涙をこぼす。
夜。宿にて。
スズ子たちは、福井と岐阜に行ってから帰郷することになった。金沢にも行く予定だった戦況が良くなくて取りやめになった。
女中の静江がやって来て、「今日の歌、素敵でした」と微笑み、スズ子に感謝した。夫はいつもきれいな字で手紙をくれたこと、自分は字が下手だから夫が笑うのが恥ずかしくて書かなかった…そんなことを思い出したという。
スズ子も「そうでっか。ほんなら、歌おてよかった」と微笑み返した。直後、スズ子の左目から涙が流れた。
(次週へつづく)
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【ブギウギ】66話の感想
「大空の弟」のアレンジに反響!
スズ子が歌った「大空の弟」のアレンジにSNSでも反響が・・・
アレンジで曲が変わる実例を夜来香と大空の弟で聴かせてくれたのが刺激的だった。「スウィングとは何か、それまでの歌謡曲とはどう違うのか」に続いて、「歌謡曲とブギを融合させるとどうなるのか」を言葉での説明ではなく音楽そのもので示した。とても刺激的。これからの音楽が楽しみ。
— ほうじ茶 (@BegaChin)
歌ってはいけないはずの「別れのブルース」を歌えるように、自分は知らなかったと席を外す上官の情感が上手い。
初演のピアノアレンジでは弟を悼む反戦歌に聴こえた「大空の弟」が、
スネアから始まる行進曲になって時勢にあった「銃後の」女たちを癒す歌になっていたことに驚く。— ひつじ亭 (@hitsujitei)
アレンジの違う「大空の弟」、こんな歌にもなるんだな…歌い分ける趣里ちゃんがとにかく素晴らしかった
— マチチマコ (@machichimako)
今日の「大空の弟」アレンジは六郎の手紙つき・・・
前回はスズ子個人の感情がこもっていたが
今回はみんなの感情を共有してたように感じる— vocket (@vocket2)
スズ子の歌唱、前回とまた違って、とても素敵でしたね。
「うた」の対比が切ない
そして茨田りつ子の「別れのブルース」を聞いた特攻隊員たちの台詞も胸に迫ります。
夫を亡くした女性はスズ子の歌で癒され、生きる力をもらいました。
その「歌」を聴いた特攻隊員たちは、戻れない道をゆく覚悟を決めます。
歌の力で勇気づけるといっても違っていて、この対比はとても切なかったです。
黒柳徹子さんも「バンザイ」と言って兵隊を見送るとスルメの足を1本くれるから、参加していたそうですが、「そのことを、ずいぶん後悔しています。私が『バンザイ』と旗を振ったことで、その兵隊さんは『子どもが送ってくれたんだから一生懸命戦わなければ』と思ったかもしれない」と後悔を語っています。
その時の徹子さんは幼少期で無邪気なのですが、劇中の茨田りつ子はもう大人。自分の歌が死ぬ覚悟を決めさせた、その悲痛さを感じてしまうりつ子。視聴していても苦しさが伝わってきました…。
さて。次週は戦争も終わるようですが、羽鳥善一()は危機もありそうで、心配。来週も覚悟して見届けます♪
【ブギウギ】66話の出演者
【出演】趣里,水上恒司,菊地凛子,近藤芳正,陰山泰,黒田有,えなりかずき,富田望生,国木田かっぱ,伊藤えん魔,曽我廼家いろは,川添公二,副島新五,山岡樹,奥本智海,成瀬潤,大村昇汰,土井大之 ほか
【語り】高瀬耕造
【作】足立紳
【音楽】服部隆之
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